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高校生の真理は彼氏のバイク事故で生死の境をさまようことに。現世に未練のない彼女は死神とともに死者が必ずくぐる幽体門へ向かう。しかし、真理が門を潜ろうとすると扉がしまり……。なかなか死ぬことのできない真理は?
2023年10月のある平日。間戸かすみ(28歳)はエクシルシオールカフェのトイレで妊娠検査をしていた。元カレと再会した勢いでの一夜の避妊ミス。「陰性」に歓喜するのも束の間、上司からはお叱りのメールが届く。なんだか、自分の人生、前途0点…。そんなある日、7年前に線路に落ちた少女を助けた間戸含める大人4人で集合しようという誘いが舞い込む──。7年ぶりに再会した大人4人による、サスペンスラブコメディ!
「世界で一番睡眠時間が少ない国」、日本。そんな寝不足大国に生まれながらも、諸星真夜は、自堕落でよく眠る、寝不足とは無縁な生活を送る"無職"であった。 そんなある日、真夜の携帯に見覚えのない「睡眠売買アプリ」が入っていた。疑い半分で使用してみる真夜だったが、なんと実際に睡眠を売り、お金を稼ぐことができ…!? これは、いつまでも明けない深い夜に、明日を灯す物語──。
庄司陽子先生の新作。 事故で意識不明の渋滞になった主人公が、幽体になって他の幽霊の事情を聞き、魂を成仏させる話。 一話で一通りのオチはつくため、星新一的なライトさがあり気軽に読める。 命の尊さについて考えさせられ、読後感も良い。 ただ内容的にはよくある幽霊物といった感じなので、もう少しひねりが欲しいところ。