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中学教師・山内海はある日、殺人事件のニュースを目にする。殺されたのは鈴木侑己、中学時代の同級生だった。数日後、山内の恋人で文芸書の新人編集・八木沢珠緒は、公募小説の落選作に事件と酷似した内容が描かれた作品を見つける。『ザシス』――作者名は佐伯遥人。やがて小説と同じように、旧友に同窓会の案内状が届いて…。森田まさのりが挑む初のサスペンスホラー第1巻!! ※この電子版は紙版『ザシス』1巻と同内容になります。重複購入にご注意ください。
小説を応募したのが母親だったことやその狙いもそんなに違和感はないけど、結局なんで和真だけが漢字フルネームだったのかはわからんな。母親と同じ狙いを執筆当初から遥人が持っていただけなのか。晋太郎もカタカナフルネームだし、いまいち意図がわかんない。
それは父親の八名先生に息子の事だと認識させるためだと劇中で説明あったでしょ
ないよ。あるなら、示して。
劇中で説明があったのは「母親が応募した」ということだけです。「仁志和真自身に後悔させるため、漢字フルネームに書き換えて、八名四十四の目に止まるようにした」というようなことは書いてありません。もちろん、書いていないからといって「母親は書き換えていない」とは言えませんが、「劇中で説明があった」とまでするのもまた行き過ぎです。しかも、母親が書き換えるのは難しいと思います。元々の原稿が他の人(スズキくんやカワセくん)のように「ニシくん」と書かれていたのであれば、母親は「ニシ」(二マス)を消して「仁志和真」(四マス)にしなければなりませんが、マス数が合わない(増える方向であり、段落構成にまで影響を及ぼす)ので不可能です。「なぜ和真だけが漢字フルネームなのか」は劇中で指摘された疑問でもあり、おそらく読者はだいぶ以前に一度はこの「誰かが書き換えた可能性」にも思いを至らせたはずですが、上のとおり「書き換えは難しい」という結論に至ったことと思います。私などはむしろ作者は敢えて「書き換えが不可能な文字数の名前」を設定したのではないかと思ったほどでした。
そのようなわけで、遥人が最初から漢字フルネームで書いていた蓋然性が高く、「なぜ遥人は和真だけ漢字フルネームで書いておいたのか」は、はっきりしないままなのです。
そんなふうに真面目に推理してきたことが馬鹿らしくなるような最終話やったよな。まじで支離滅裂。頼むから第3巻にもう1話追加して伏線回収してくれ。
【悲報】第3巻は170ページ(つまり、追加なし)