堅物小説家と妻が遺したレシピ帳
とにかく堅くて真面目な時代小説家・米蔵は、最愛の妻を病で亡くし、仕事どころか生きる気力さえなくしていたが、妻が遺したレシピ帳に載っているかんたんな料理にチャレンジすることで、自分の小説のファンでもあった妻のためにも生きようと決意するという1話目から感動が止まらない内容でした。料理を入れるお皿を探している時にイラストと同じお弁当箱を選ぶシーンがとても良かったです。
コーヒーが飲めないという飲料会社の若手営業の花山。そして、花山の上司の加賀谷。二人が中心となってサードウェーブコーヒーのプロジェクトが始動します。しかし、花山には同僚にも言ってない秘密があったのです…最高級のコーヒーは「赤いダイヤ」とさえ呼ばれ、100g1万円を超える極上のコーヒーすら存在します。社内、社外のライバルや、よき仲間と出会いながら、コーヒーをめぐる珠玉のグルメ&サクセスストーリーが幕を開けます
大手飲料メーカーに勤める主人公、花山はコーヒーが飲めない。
…いや、実は飲めないのではなく本当に美味しいコーヒーしか飲みたくない!というコーヒー愛、知識、舌を持る!
なるほど面白いじゃないですか…
コーヒーってカレーと同じでハマる人はすごくハマるし知識も深い。
作中でコーヒーバトルが勃発しながらも蘊蓄挟んでくれるので勉強になります。
アイスコーヒーは美味しく飲むのが難しいとか…もうそんなの言い出したらめんどくさい人じゃないですか!
でもそうらしいです。
自分もコーヒー好きでカフェイン中毒なので面白く読めました!