マンガの描き方はわからないけど、小林まことらしいギャグが詰まっている
マンガの描き方という題ですら小林まことのギャグなんだろうなと思うくらいマンガの描き方については何も学べない。けど、そんなことは気にならない。 人気実力ともNo.1 描けば雑誌が売れる 年収7億の漫画家Kの話だが、すぐ原稿をほっぽり出して逃げ出したりする。編集に捕まって描いたマンガも見開きページの連続の斬新(手抜き)マンガみたいなギャグが満載。ある意味では、こうして俺はマンガを描いてきたということなのかもしれない。 自伝マンガとしては青春少年マガジンの方が内容は詰まっているがシリアスなテイストもあった一方で、小林まことのマンガ家生活を完全にコメディとして仕立てたのがこの漫画かもしれない。 ちなみに『What’sMichael?』のマイケルのモデルになった猫が「青雲の志・苦闘編」に出てくる。
オレたちの小林まこと先生による自伝的なマンガです。他に出ているマンガ家マンガをイメージして読むとかなり裏切られると思いますが、内容としては小林先生節全開のすごくギャグが楽しいマンガです。
完全にふざけて書いてると思うのですが、いちいち面白い。
ちなみに「青春少年マガジン 1978〜1983」によると、本作にちらっと出てくるネコの話をもっと出せと編集の方に言われて「What's Michael?」が生まれたそうなのですが、どこまで本当かわかりませんw。