「おばあちゃんは、今は一人暮らし。じいちゃんいたけど、せんだって死んだ…。突然ポックリ死んだ」
山間にある素朴で懐かしいちいさな村で、荒物屋を営む、太田利平さんとこの、おしげばあちゃんは、猫のミーコや犬のお杉と、のんびりと、そして賑やかに暮らしています。
人と人との絆を繊細で抒情溢れるタッチで描き、読む者の涙を誘う、優しく切ない珠玉のハートウォーミング・ストーリーズ。すべてのマンガファンのために、遂に待望の電書化!
『利平さんとこのおばあちゃん』とは?
本電子版第1話で、第3回小学館新人コミック大賞佳作を受賞。1970年代後半〜1980年代後半にかけて10年間、小学館『ビッグコミック』とその増刊号にて連載された人気作。過去に小学館、エンターブレインより単行本が出版されている。このたび著者監修のもとエピソードを厳選し傑作選としてマンバより電子書籍化された。
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利平さんとこのおばあちゃん
「大切な人に会いたくなるマンガ」との紹介がありましたが、私ももれなくそうなりました。
Z世代とか若い人がこれを読んでどのような気持ちになるかわかりませんが、少なくとも私は田舎出身でもあり、おばあちゃんちも田舎だったため、すごく懐かしく、暖かい気持ちになりました。忘れてしまっていた大切な何かを思い出せたような気がします。
こころほんわりと言っても、いわゆる典型的な御涙頂戴のテンプレではなく、ストーリーはかなりオリジナリティがあるなぁと感じました。
全3巻で基本1話完結ものなので、気軽に読めますし、kindle unlimitedで無料で読めるので、ぜひ試しに読んでほしいです!