
全然カッコ良くない五十代の主人公
新連載一話の感想。 高橋ツトムといえばギラついた男を描く印象があったが、今作ではなんと50代の冴えないおじさんが主人公。いかにもその辺の薬局にいそうな人柄で、穏やかで悪そうな人じゃないんだけど、何かと損してそうなタイプ。 漢らしさとか殴り合いの喧嘩からは対極にいる人だ。 とあるきっかけで、美人の娘を持つ美魔女と勢いで結婚し、幸せの絶頂を手にするが、次々と不穏な事実が明るみに。 少なくとも、中年に夢を持たせるような物語ではなさそう。 ハードロックな展開を期待したい。
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※
連載当時読んでいたがその時は小学生だったのではわからなかったことがなんとなく理解できたな
・特に好きなところは?
令和ではあり得ないパワハラのオンパレードなところ...
・作品の応援や未読の方へオススメする一言!
今考えると、放送行政や「天下り」「報道の自由」のあり方について取り上げたりしていて面白い。人情回と報道とはなにか回が適度に混ざり合って良かったな。