新感覚ゾンビサバイバル#1巻応援にコメントする
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生き残った6人によると

ゾンビ×男女シェアハウス=サバイバルラブコメ! #1巻応援

生き残った6人によると 山本和音
吉川きっちょむ(芸人)
吉川きっちょむ(芸人)

めっちゃ面白かったです!! まず絵がすっごい好きです! そしてゾンビの緊張感からの、恋愛脳なムード。 千葉県でゾンビが発生し始め、幕張のモールに逃げ込んだ水上梨々(17)だが、取り残された男3女3での恋人争奪戦が水面下で進行していく! 恋に興味ない主人公と、彼氏彼女を作ることしか考えないその他! 男女混合シェアハウスゾンビサバイバル! 1話 https://twitter.com/menoirokaeru/status/1436648552516624390?s=20 主人公が現役ソフトボール部だったこともあって、かなり動けてバットでゾンビ倒せて、いろいろ事情ありつつ、ちゃんと冷静に頭もきれるのがアツい! いいぞ、主人公!って気持ちになります。 まさにシェアハウス恋愛リアリティショーのごとく、名前と職業、年齢出てくるのがいいっすねー。 あと雫さんの職業!菜食主義って!本当は何してるんだ?気になる! 話が進むにつれてそれぞれの好意の矢印の向きが、なるほどそういうこと?てシンプルじゃないのも面白いです。 恋愛ばっかり考えてていいのか!ゾンビへの対抗手段は!? と、1巻がすんごくいいところで終わってるんですけど、第2巻がすぐ来月10/15発売予定なのは嬉しいです! 作者さん、千葉県が好きなのか在住なのか、他の作品にも幕張や千葉がよく出てくるのがなんか好きです。 作中でも触れられてますが、千葉って他県と川で隔てられてるから封鎖しやすいっていう立地もナイスチョイスだなって思いました。 舞台設定の立地って大事ですよね! これからどうなっていくのか楽しみですー!

COBRA THE SPACE PIRATE

夢と呼ぶにはあまりに厳しく余りに哀しい影に向かってのオデッセイ

COBRA THE SPACE PIRATE
阿房門 王仁太郎(アボカド ワニタロウ)
阿房門 王仁太郎(アボカド ワニタロウ)

著者のライフワークなので一言で括れない幅がある作品で、私は 1.手塚治虫的なタッチが残り奇想展開なアイディアの楽しい「少年ジャンプ初期」(「コブラ復活」~「ラグボール」) 2.線がややソリッドになりシニカルな描写の増えた「少年ジャンプ中期」(「二人の軍曹」~「黄金の扉」) 3.ヒロイックな描写の光る「少年ジャンプ後期」(「神の瞳」~「リターンコブラ」) 4.「聖なる騎士伝説」 5.CGフルカラー期 で分けている。どの期間も見るべき所のある漫画であるが、4.の「聖なる騎士伝説」について書きたい。  「聖なる騎士伝説」は青年誌に掲載された長編で他の話より暗く、いつもよりシリアスでアダルトな展開や描写が多い異色のエピソード(何てったって、レディーさえ出てこない) だ。ここでは新世界の興奮は悪鬼に蹂躙され、コブラのいつもの剽軽な態度やヒロイックな勇気は鳴りを潜め、笑みは嘗て見られなかった暗い影を忍ばせている。絵の線もどの辺よりも細く、陰影もまた濃く、混沌とした悪意蔓延る世界をこれでもかと描き出す。筋も宝や冒険ではなく悪鬼の暗殺と言う剣呑な代物で、終盤に明かされる種も周到に張られた伏線もあり陰惨な世界観を補強する。  今までのスペースオペラと比べると余りにもノワールであり、退廃的でもあるが、それだけに強烈であり、私はこのエピソードが一番好きだ。けだし、このノワールが単なる露悪に終わらず、コブラが常に世を儚むようなニヒルな皮肉を呟きながら銃をぶっ放しながらもどこか善や正義を諦めきれていないからではないかと思う。有名なコマでもある様にコブラは終盤、実際には何の利益を齎さなかった教会を批判し「神か……最初に罪を考え出したつまらん男さ」と呟いてみせたが、これはやはり神や正義についてどこか夢を持っている証拠に他ならないと思う。さもなくばこんなセリフは決して言わないだろう。  コブラの海賊としてのアウトローな性格や享楽主義は上記の理想主義的な思想やストイックさに支えられている。寺沢武一は彼の初期作品を「思弁的」と批評していた記憶があるが、そういった性格が彼の作品から消えた事は一度も無かったことは確かだろう、そしてそれこそがこの漫画をいつまでも輝かせているのだろう。海賊と言う自由とギルドに対抗する高潔な戦士の顔を持つあの男のとこしえの旅に祝福を。

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