あらすじ

ゾンビサバイバル×恋愛を描く話題作、完結!ゾンビにあふれたショッピングモールを脱出し、リゾートホテルに逃げ込んだ梨々たち。そこで繰り広げられていたのは、奇妙な恋愛ゲーム「プリンセスアンドスターズ」。梨々は仲間を匿うため、プリンセスとしてゲームに参加することに。そして、そのゲームの中で首謀者の槙が本性を現していく――。サバイバルの果てに生き残る「6人」は誰なのか?生き残った6人が語ることとは――?
生き残った6人によると 1

ゾンビパンデミック×シェアハウス、かつてない恋の物語が始まる。成田空港に到着した1機の航空機、それが全ての始まりだった。1人の乗客によって持ち込まれたウイルスが、またたく間に感染拡大。日本政府は、千葉県境を封鎖することを決定。ゾンビが町に溢れるなかで、6人の男女が幕張のショッピングモールに逃げ込んだ。安全と食料を確保した彼らは……恋に夢中になっていた。前作『星明かりグラフィクス』で美大生の青春を描いた山本和音の新作は、極限化でのおかしな人間模様を描くサバイバル・ラブコメディー!

生き残った6人によると 2

千葉県全域にゾンビが大量発生。若き男女6人がショッピングモールに逃げ込んだ。そこで待っていたのは意外にも……快適で恋のトキメキ溢れるシェアハウス生活だった!2巻は一転してアクション満載!1階になだれ込んできたゾンビから逃げられるのか!?

生き残った6人によると 3

ゾンビパンデミックが発生し、封鎖された千葉。幕張のショッピングモールに逃げ込んだ若き男女がシェアハウス状態に。木内海と八木渚の姉弟が加わってメンバーは7人に。このふたりが、人間関係をかき乱して行く!恋なんてしないと誓っていた新リーダーの梨々でさえも…。徐々に厳しくなっていくサバイバルと、その中でも加速していく恋模様。ページをめくる手が止まらない第3巻!

生き残った6人によると 4

ドラマ化が話題の、ゾンビ×シェアハウスコメディー第4巻!1階がゾンビに占拠され、食糧の確保ができなくなった7人。切り詰めた生活を送る中、木内海がショッピングモールからの脱出を提案する。脱出派か、残留派か。打算と恋が複雑に絡み合った7人に選択の時が迫る――。【メディアミックス情報】全6話のドラマとして2022年8月~9月に放映。二宮健監督によるスタイリッシュな映像と、個性豊かな俳優の起用で話題となる。主演:桜田ひより 佐野玲於、中村ゆりか、倉悠貴、高石あかり、佐々木舞香、大貫勇輔

生き残った6人によると 5

7人から4人になってしまったショッピングモールの生存者。悲しみを乗り越えて生き延びる決意をする梨々たちの前に、新しいメンバーが現れる。その名は、トモコ・アンダーソン。大学教授。ひとりで生き延びてきた教授曰く、「ゾンビに気付かれない方法がある――。」梨々たちは生き延びるために、その術を身に付けていく。ゾンビとの戦闘が激化していく第5巻!

生き残った6人によると 6

ショッピングモール内に溢れたゾンビを倒した梨々たちだったが、モールから脱出せざるを得ない状況に。向かったのは、海岸沿いの豪華リゾートホテル。そこでは、男たちが奇妙なゲームを繰り広げていた――。舞台をリゾートホテルへと移し、新章に突入!

生き残った6人によると 7

ゾンビサバイバル×恋愛を描く話題作、完結!ゾンビにあふれたショッピングモールを脱出し、リゾートホテルに逃げ込んだ梨々たち。そこで繰り広げられていたのは、奇妙な恋愛ゲーム「プリンセスアンドスターズ」。梨々は仲間を匿うため、プリンセスとしてゲームに参加することに。そして、そのゲームの中で首謀者の槙が本性を現していく――。サバイバルの果てに生き残る「6人」は誰なのか?生き残った6人が語ることとは――?

生き残った6人によると

新感覚ゾンビサバイバル#1巻応援

生き残った6人によると 山本和音
六文銭
六文銭

言いにくいのですが、すごく好みな作品でした。 設定としては、突然の感染によってゾンビがはびこるようになった街で、大型ショッピングモールに立てこもった若い男女6人の話・・・という、まぁゾンビ系ならよくある感じなのですが、新感覚なのは登場人物の緊張感がないところ。 というのも、話題の中心が 「生き残ること」 ではなく 「誰が誰を好きか?」 という点。 この時点で結構、自分好み。 なんというか、このほうが妙にリアリティを感じるんですよね。 昨今のコロナの感染拡大をみると 現代人の「まぁ、なんとかなるっしょ」感覚が、骨の髄まで染み込んでいるっぽいので、おそらくゾンビが蔓延っても、消えないんだろうなぁと思っており・・・。 結局、周りにゾンビがウロついていても、危機に直面しなければ 「まぁ、いずれ救助くるっしょ?」 ↓ 「今を楽しまないと!」 ↓ 「恋愛しよう!」 ってなったのだなと思いました。 必死に生き残る気が皆無な感じが、たぶん現代っ子の特性なんだと思います。 「転生あるから、ワンちゃん大丈夫っしょ!」 と言い出しかねない軽いノリ、嫌いじゃないです。 脱出しようと試みたり、救助にきたヘリが墜落したりと、サバイバル系な動きもあるのですが全体的に漂う弛緩した空気と混ざると、不思議とクセになります。 1巻の終わりもヒキをつくってくれたので、2巻が楽しみなのと、 また新しいゾンビ漫画を発見できて嬉しい限りです。