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サタノファ女塾
1年以上前
186話の考察ー メデューサたちの身体検査が ゆる過ぎる謎 とに角、奥の院へ入る「身体検査」がスカスカなのです。 本来ならば、身に付けている不浄な物を剥ぎ取り、穴という 穴を徹底的に調べるのが「身体検査」なのです。 現に千歌たちも服を剥されたし、根津はカチュアの下の穴を 調べ、超小型銃と刃物を発見しているのです。 メデューサ相手なのです。どこに何を隠し持っているか知れ ないのです。 ところが、今回 奥の院へは下着を付け、髪飾りやシューズを 付けたまま入っています。 が、本来なら しぐまがこれを許すはずがないのです。 つまり、しぐまに何か考えがあって、拘束や身体検査をゆるく したとしか思えないのです。 では、その考えとは? そもそも、しぐまは 真紀の中の 瀬里に気付いていたはずです。 そして、法悦のタイミングで 瀬里が出て来て法悦を邪魔すると 読んでいた。 さらに、この時メデューサの拘束が解けて反撃が始まる。 ここまで しぐまの描いたシナリオ通りだと思われるのです。 つまり、しぐまは故意に法悦をぶち壊し、そのためにメデューサ たちの身体検査をゆるくしたと考えられないだろうか? では、何故しぐまは 法悦をぶち壊そうとしたのか? そのヒントが、「この教団も ダーキニーも 私も、すべて内田の ”実験” だった」 この言葉に現れていると感じます。 その ”実験”とは、内田の大きな野望なのか? あるいは ”実験”を裏で操る ”影の組織” の陰謀なのか? いずれにせよ、しぐまは 内田のどす黒い裏心に気付き、それを 排除しようとしたと思うのです。 そして内田の背後に潜む どす黒いものこそ、次章のテーマとなる かと思うのですが どうでしょうか?

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宝石の国

重さと軽さが同居する、命の話

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アフリカ象とインド象
アフリカ象とインド象

大好きな漫画です。 学生の頃、この漫画に狂っていた時期がありました。 友人全員にこれを読めとしつこく勧めて、 読んだ人に対してはお前はこの漫画の何もわかってない!と浅い考察を語る最悪のオタクでした。黒歴史です。 つまり、人を狂わせるほど魅力ある漫画ということとも言えます。言えますね。 とはいえ、こちらは既に多方面で紹介され尽くした人気作でもあります。 今さら自分の稚拙な語彙でレビューしても読むに耐えませんので、 ネットの海に散乱した情報に少しだけ補足をして、読むことを迷っている方の壁を取り払えればと思います。 この漫画が話に上がる時についてくるのが、とんでもない鬱漫画だという話題。 これが読み手の1つのハードルになってしまっていると思います。もったいない! 大丈夫。救いはあります。怖くないです。 確かに取り扱うテーマは重く、展開に心が締め付けられることはありますが、この作品の魅力はそこだけではないです。 素晴らしいのは重厚な世界観の中に、ポップさのエッセンスを忘れず組み込んでいること。 (ここで言うポップさとは、いわゆる大衆に寄り添う心のこと) 会話のテンポ、 キャラの関わり、 かわいらしいジョークのセンス。 そういう要素の節々に、作者である市川春子氏の人柄を感じられます。 そしてその人柄から読み取れるのは、 この人は読者の心をズタズタにしたい訳ではないよ〜。 ということ。 きっと最後まで読み切った方なら共感してくれると思います。 苦しさの先に希望がある。 これは人間の話。命の話。生と死の話。愛の話。宇宙の話。 火の鳥超えてます。ガチ。

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