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吉川きっちょむ(芸人)
吉川きっちょむ(芸人)
1年以上前
『鍋に弾丸(たま)を受けながら』 というタイトルからなんとなく伝わるハードさですが、内容もまさにそのもの。 「危険な場所にほど美味い食べ物がある」という謎の哲学を持った原作者のノンフィクショングルメレポートです。 ノンフィクションって聞いてたのに、読み進めたら「あれ?おかしいぞ?」とすぐに気づきます。 なぜなら、登場人物が基本的に美少女しかいないからです。 というのも、原作者の青木潤太朗さんが「長年に渡る二次元の過剰摂取」により脳がぶっ壊れたからとのこと。 絶対にそんなわけはないんだけど、あえて乗っかると、どんなにいかついタトゥー入ったおじさんでも美少女に変換され画面の平穏は保たれるという不思議な快感が訪れます。 第1話「マフィアの拷問焼き」 https://comic.webnewtype.com/contents/nabetama/10/ 早速1話目のタイトルから溢れるヤバさ。 メキシコ流に、塩水を吸わせたオーガニックコットンで牛肉を巻いて焚火の中に放り込んだもので、もう、白黒の漫画なのに肉の赤さが見えてくるというか、もうたまらずよだれが出てしまう。 まじで美味しそう…!! このように、危険な場所・状況で美少女(おじさん)がグルメを楽しむ漫画です。 これからも楽しみ~!!
鍋に弾丸を受けながら
サントラ的なプレイリスト
鍋に弾丸を受けながら 青木潤太朗 森山慎
djsouchou
djsouchou
(最終更新日 2023/12/9) 単行本4巻が発売されたので、それをイメージした楽曲を追加しました。 台湾編はFNCYを除き、全て台湾のアーティストの楽曲のみ用いてます。 //////////////////// Spotifyで作りました。 https://open.spotify.com/playlist/6oy3KMYRQx4fC4pe0ATwOd?si=fYhNTX--SdOPxwfccFy0mw 構成としては、単行本冒頭をフィールドレコーディングのトラックを使ってインデックス替わりにしています(焚き火とか街の雑踏みたいなやつですね)。 単行本1巻冒頭 https://open.spotify.com/track/4BfXYzP6WDOenmlU31yb4U?si=JAftToR8ROOEqWYOubOeag 単行本2巻冒頭 https://open.spotify.com/track/3HLgLR481k0OOyw13aSnPn?si=my_deieWRey7VV-BeNHZjQ 単行本3巻冒頭 https://open.spotify.com/track/4NhHBgIX4IHNBaz6c1wgJY?si=Jl_JbH5QRHif8OgjMOPfhQ 単行本4巻冒頭(これだけは例外で。理由は読めば分かるかと思います) https://open.spotify.com/track/4Ahrwtpm3kjpUDIE7D6k5G?si=2YiCnKomSHO6XuuDCiYVXA また、 ・基本、作中に出て来る各地域の音楽を使う事を心掛ける(こぼれ話など例外あり)。 ・特にシカゴはなるべく、Thrill jockeyかDrag Cityのディスコグラフィーやシカゴ在住のアーティストから選曲する(今後はシカゴドリルやシカゴハウス、Juke/Footwork等からも選曲する…かも知れない)。 ・THE BASSONSの『最後の晩餐』は自分の中では『鍋弾アニメ版(多分無い)のエンディング曲』という位置づけ。 ・The Screen Tones(ドラマ版『孤独のグルメ』シリーズのサントラを作ってる久住昌之主催のバンド)の曲は絶対に入れない。 …という、こだわりポイントもあったりします。 てか、アザーンってSpotifyで配信されてるんですね。 https://open.spotify.com/track/0EU1MDduRPBxf5pV7RpC4S?si=RgDefqPfRwqTTvQBu9u-dQ それを踏まえて聴いて、プレイリストをフォローして頂けると嬉しいです。 なお、この記事はプレイリスト同様(単行本の発売時期などに合わせ)適宜更新されます。
鍋に弾丸を受けながら
誰かの、近所の、好きな店
鍋に弾丸を受けながら 青木潤太朗 森山慎
hooper
hooper
テレビでネットで見ただけで、行ったわけでもないのに知った気になっていたわけです。 過去にした「アメリカの食べ物ってさぁ〜」みたいな半笑いの言い回しを、本書を開くたびひっそり恥じ入り心が土下座陳謝する。 そらそうよ。州があり市があり街があり村だの川だの大自然だのがあり(ブラジル回)、そこに暮らす個人とその人の生活、現地の習慣や、行動範囲がそれぞれあり。 そして、友達が来たら「美味い店連れてってやるよ!」という日々のご近所グルメがあるわけで。 例として3巻11話の「ホットドッグ・アンド・フライ」。上に揚げたてフラポを載せ、その上から塩を振ってあるホットドッグ。 だよね。アメリカ全土で"いわゆる"なホットドッグしか食べてないわけがない。 もっと素敵ィ〜な外国グルメもあるが、とにかくこの話に衝撃を受けた。(単に私が愚かなだけか)。 ちなみにこの漫画をクルッと裏返しにすると、個人的に『米国人一家、美味しい東京を食べ尽くす』になると勝手に思っている。ブラックサンダーアイスを絶賛するサイズ感の滞日グルメ本です。活字ですが、グルメモノが好きならおすすめ。 とにかくジュンターロサン、これからも私めの蒙を啓いてください、応援しています。土下座陳謝で。
さうのあっ!
きらら発JK×サウナマンガ! #1巻応援
さうのあっ!
兎来栄寿
兎来栄寿
世は大サウナブームです。子供のころは熱いだけで一体何が良いのかまったくわからなかったサウナ。しかし、気付けばいつの間にか私も同年代の方々も30代くらいからみなサウナの虜になっています。しきじにもDESSEにも足を運びました。これが加齢……もとい歳を重ねるということでしょうか。 ところで、マンガ界の鉄板といえば「美少女」と「おっさんの好きなもの」の掛け合わせ。故に、こうした作品が出てくるのも時代が生んだ必然と言えましょう。 今までも「美少女×お風呂」というマンガはいくつかありましたが、完全にサウナに特化した「美少女×サウナ」マンガの真打がきららから登場しました。その名も『さうのあっ!』。フィンランド語にある「サウナに入る」という意味の動詞だそうです。 ゲームや動画鑑賞が大好きで、その時間を削られるお風呂は嫌いで数日に1回しか入らない景山こかげ。 フィンランドからやってきて銭湯に居候しているサウナ大好き少女のリューディア・アラヤ。 クラスの委員長でサウナ知識を語り出すと早口になる清水芹香。 ひとりだけ他クラスで、スーパー銭湯の娘でお嬢様口調の高野槇。 4人の高校1年生たちを中心とした、サウナコメディ4コマとなっています。 ・サウナの効用 ・交互浴の基礎 ・ととのうとは ・フィンランドのサウナと日本のサウナの違い ・アウフグースやヴィヒタについて ・野外でのテントサウナ などなどについて、サウナ初心者であるどころか、そもそもお風呂に入る時間ももったいないという主人公のこかげの視点からサウナに関する知識を0から学んでいくことができる内容となっています。 サウナ後はオロポも良いですが、作中で紹介されるフィンランドコーヒーも飲んでみたいです。その際の「飲料を提供する場合は保健所の許可や手洗い設備などの設置が必要〜」という件からは、昨今の情勢を鑑みた細かい配慮を感じました。 シンプルにキャラクターたちがかわいく、きららジャンプをしているところなどもあり、青春の1ページが楽しく描かれています。 「怪我人の救急搬送」 「歩きスマホに注意のポスターみたいですわ」 など、ちょくちょく挟まれるツッコミにもセンスを感じるものが多くクスッとします。専門知識ネタに偏りすぎることもなく、しっかりとツボを押さえながらメインテーマをバランス良く描いている作品です。 最近はなんだかんだ若い女性でもサウナ好きが増えていますが、この作品がアニメ化されて更なるサウナブームが起こったらますます老若男女問わずサウナに入るようになる世界が訪れるかもしれませんね。元々日本人はお風呂好きですし、それによって健康が増進されていったら良いことだと思います。
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