まさに神童
読みながら「のだめカンタービレ」を思い出した。そういえばのだめって最初はもしかしたら天才なのかもっていう雰囲気があったけど最終的にはそういう話じゃない方向で終わったよね。世界的ピアニストにはなったけどそういう人は生まれながらの才能だけじゃなれないみたいな苦悩が描かれていたし、ハッピーエンドではあったけど悪魔的な音楽の才能を持つ人ではなくなった気がする。そういう点でいえば「神童」のうたちゃんはそのタイトルにふさわしく神童のままで物語が終わったんだなと思った。最初の頃はなんで野球ばっかりやってるんだろうって思ってたけど、ピアニストになった後に訪れた最悪の試練を乗り越える為に必要な布石だったんだな。最終回でのうたちゃんの演奏シーンには感動した。