「かわいい」にコンプレックスがあった女子が「かわいい」をつくる!
かわいいものが大好きな柔道少女・ユメは、好きな男の子に可愛いものは似合わないと言われてから自分の気持ちに蓋をしてきたけど、クルルというキャラクターへの強い愛でファンシー会社に就職。そこで今まで蓋をしてきた思いを一気に開放する!という話。ユメちゃんはガタイもデカくないし顔もめちゃくちゃかわいいんだけど、服装は男性的なものを見に付けているのでちょっとチグハグ感があったから、これから好きな服を着て、好きを開放していったらどうなるのか楽しみ。
【お願い】ネタバレしまくったクチコミを書いているので、未読の方はぜひこのクチコミを読まずにまずはハルタ読んでください!
▼以下、ネタバレ
ハルタの目次を見て面白そうなタイトルあるな〜と思って読んでみたら絵うっっっま…!!! 何もかも美しすぎる…とびっくりしました。松本水星さんって燕のはさみの方でした。納得!
そしてストーリーがまたメッチャ予想外で最高でした。
美しい尼さん、八百比丘尼ならぬ「五百比丘尼」と、人間を憎み村を滅ぼしたいと願う鬼の子・マオが登場し「おっ、和風時代劇ファンタジーか〜」と思ったら、五百比丘尼がおもむろにスマホを取り出して衝撃。
まさかの舞台は現代! しかも五百比丘尼さん在宅のドルオタ〜!?!!
スマートスピーカーとの会話いい味だしてて好き。
2人の向こう、お寺の窓から高層ビル群が見えるコマが最高でした。
たった8ページとは思えない満足感のギャップだらけメチャクチャおもしろい読切でした!