様々な編集部に総当りして気付きましたが、編集部は画力やストーリーを見て
総合的判断で切ってるのではありません。
どんな原稿を描こうが、どんな絵だろうが、ストーリーだろうが、そんなもの
は関係なく「何を描こうがお前の原稿には興味ない」状態です。
編集者はどの段階で興味無くして白目状態でパラパラ原稿を捲ってるのかは分
かりませんが上からの指示で「興味のない原稿には何でもいいからゴミみたい
な扱いでてきとうにアタリをつけてけなせ」「どんな絵を描こうが、どれだけ
絵が描けようが、とりあえず「画力が低い、もっと筋肉と骨格の勉強しろ、漫
画の模写でもしとけ、モルフォの人体デッサンでも見て勉強しろ」と自動返答
を言わされてるんでしょう。こちとらやさしい人物画片手に確認しながら描い
てるんだよ。
ジャンプ新世界漫画賞に「勇者先生」が賞取って「あぶ」と「ロリコン」が
落選したのもそれが原因です。内容関係なく興味ないんです。
仮に僕が集英社の漫画編集部に持ち込みしても編集者がやってきた瞬間、編集
者は「あっ、こいつのことなんかどうでもいいや、何出されてもけなす」って
判断してる瞬間があると思います。

以下は僕が持ち込みした時の予想です。

僕「昭和と平成の動物実験を考えながら100Pほど描きました」
「………ああそう(こいつには興味持たない)」
原稿読む。
編集者「なってない(内容関係なく上からの指示されてる自動返答し
とこ)。全部ゴミ。モルフォの人体デッサンでも勉強しとけ」

僕が13の時から3年連続出張持込に参加した時、そんな反応されましたもん。
その時僕はもうほんとのバカで、やるんじゃなかったと後悔してますが。
そして、これも重要ですが編集に「この原稿どこが間違ってるんですか?僕の画
力は合格ラインに到達してますか」と問うのも間違いです。
仮に「この原稿はここが間違っていて、ここが具合悪い不調があるから欠陥直し
て」と編集者から指摘されるとか「画力上げて来て。合格ラインに達して無いよ」
とか言われ「欠点部分も不調部分も直してきました」「画力も上げてきました」
と言われた通りに従うのもアウトです。
それだと、時間かけて編集の指示通りに動いてもまた編集者が欠点と画力を指摘し
たらまた踊らされることとなります。
それって漫画を描いていないサラリーマンに踊らされているだけですよね。
それの繰り返しってほんと無駄ですよ。
そうやってマニュアルやガイドラインに従って描くのがバクマンの七峰君方式です。
あと赤松健方式。企業に勤めるリーマン達が集まってマニュアルに従って機械的に
漫画を描く「ここで男の娘のパンツを捲って読者人気アップ」とかいう計算です。
そして、ジャンプの漫画家は描いては落ちて、また描いての受験闘争みたいな繰り
返しはせず稚拙な原稿を送って一撃で賞取ってます。

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