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人類はキノコに支配されていた。脳に寄生することで自由を奪い、思考を奪い、菌類は徹底した管理社会を築き上げた。しかし、ここにイレギュラーが存在する。最強の兵士・ダンテは、ひとりの少女との出会いをきっかけに、この世界の理を覆す決意をした。『進撃の巨人』諫山創が惚れ込んだ、新たなる“絶望”と“抵抗”の物語。人類はキノコに支配されていた。脳に寄生することで自由を奪い、思考を奪い、菌類は徹底した管理社会を築き上げた。しかし、ここにイレギュラーが存在する。最強の兵士・ダンテは、ひとりの少女との出会いをきっかけに、この世界の理を覆す決意をした。さあ。絶望の底から、叛逆をはじめよう。
「アミガサ」という世界政府に完全に管理されている世界。生活以外に、感情をもコントロールされていることに誰も疑問を感じないなか、唯一、ある意味正常な頭脳を持つ(が、ここでは異端とされる)青年・ダンテが主人公。
ある日、テロ組織「エーテル」がダンテが暮らすエリア付近に潜伏しているとして、兵士として生まれてはじめてエリア外にでることで、ダンテの運命が大きく動き出します。その外の世界がまたすごい。キノコだらけ。
食物連鎖のトップが「菌類」であるというのがこの物語の最大の特徴で、同時に「アミガサ」という組織の真の思惑や持っている力もいまのところ計り知れません。凄いということだけはわかる。
設定の面白さとダンテのキャラクターだけでこの作品の魅力として十分だと思ったんですが、1話の最後にまたテンションの上がる展開が待ってるのでもう「読んでくれ」の一言ですね。
ポスト進撃なのかはわかりませんが、人気は間違いなく出ると思います。
1話を読んで(読み返して)思うこと:ダンテはディスレクシア(識字障害)を患っていたお蔭で洗脳を免れているのが皮肉なものである