少女マンガ雑誌における「外国」イメージ
──1960~1970 年代の『週刊少女フレンド』分析より──
増田 のぞみ
猪俣 紀子

『週刊少女フレンド』で調査を行った6年間,計24冊のなかで日本を舞台にした作品が168作品と最も多く,全体の約74%を占めた。次いで「アメリカ」が21作品で約9%,「西洋だが国不明」が16作品,「フランス」が 11 作品,「イギリス」が5作品,「イタリア」,「アフリカ」,「レバノン」,「どこの国か不明」はそれぞれ1作品であった。

外国を舞台とする作品は56作品であり,約25%が外国を舞台にした作品といえる。その外国を舞台とした作品のなかで,「アメリカ」,「フランス」,「イギリス」,「イタリア」,「西洋だが国不明」という「西洋」を舞台にし
た作品は54作品あり,全体の約96%を占めている。

https://core.ac.uk/download/pdf/234574442.pdf

論文というか大学の講義の議事録だけど、今見ても面白いものがある。
>2004年度 早稲田大学国際教養学部 寄付講座 報告書 「マンガとアニメ:日本文化・社会の表現」
https://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2004/00319/mokuji.htm

(多分『ルックバック』のことだと思うんだけど)藤田和日郎の発言を紹介していた方のツイートから知ったんですが、色々考えさせられますね。


https://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2004/00319/contents/0010.htm

現代マンガ図書館の設立者、故・内記稔夫の論文

CA1637 - 日本における漫画の保存と利用

漫画やアニメが「世界に冠たる日本の文化」といわれて久しい。中でも「漫画」は,今や「MANGA」という国際語になっている。海外から高い評価を得てから国内でも見直されるという現象は,江戸時代の浮世絵の海外流出とよく似ている。海外からの評価は別にしても,漫画はその時代を反映す…

マンガについて論文書きまくってるタイの博士見つけた
サウザーが気になりすぎる

「なぜドラえもんはアメリカで流行らなかったのか」

「アメリカにおける異文化メディアとしてのマンガと日本:鳥山明ドラゴンボール』についてのケーススタディ」

「タイ社会における人気カルチャープロダクトとしてのマンガの価値」
https://www.researchgate.net/publication/322053238_Podsatiangool_W_2017_Why_Do_Americans_Say_No_to_Doraemon_Examining_Power_Relations_Between_American_and_Japanese_Popular_Culture_in_Intercultural_Communication_through_the_Lens_of_Semiotics_Journal_of

ドラえもん(てんとう虫コミックス)

ドラえもん(てんとう虫コミックス)

●日本を代表する漫画家藤子・F・不二雄先生の傑作作品『ドラえもん』。未来の国からやってきたごぞんじ、ネコ型ロボットのドラえもんが親友のび太とともにくりひろげる友情ファンタジー。四次元ポケットから取りだされる不思議な道具で日本じゅうを笑いに包みこむ。しずちゃんやスネ夫、それにジャイアンも元気いっぱい。大きな夢をあたえてくれるワクワクドキドキ素敵な道具でキミを心温まるドラえもんワールドにご案内。▼第1話/未来の国からはるばると ▼第2話/ドラえもんの大予言 ▼第3話/変身ビスケット ▼第4話/秘(丸囲み)スパイ大作戦 ▼第5話/コベアベ ▼第6話/古道具きょう争 ▼第7話/ペコペコバッタ ▼第8話/ご先祖さまがんばれ ▼第9話/かげがり ▼第10話おせじ口べに ▼第11話/一生に一度は百点を ▼第12話/プロポーズ大作戦 ▼第13話/◯◯が××と△△する ▼第14話/雪でアッチッチ ▼第15話/ランプのけむりオバケ ▼第16話/走れ! ウマタケ

ルックバック

ルックバック

自分の才能に絶対の自信を持つ藤野と、引きこもりの京本。田舎町に住む2人の少女を引き合わせ、結びつけたのは漫画を描くことへのひたむきな思いだった。月日は流れても、背中を支えてくれたのはいつだって――。唯一無二の筆致で放つ青春長編読切。

美!!

美!!

ぽやぽや天然系美少女の真(まこと)は、美形を見たら吐くほど苦手。それが高校入学早々、超絶美形なのに変人な陽(よう)先輩や美形のくせに乱暴者のむっち先輩に出会ったのが運のつき。無理矢理“美研”なるものに入部させられ、陽先輩に猛アタックされて大弱り。でも気になるのは、むっち先輩なんですってば~!

B・B

B・B

横須賀の「B・B」と呼ばれる高校生・高樹りょうは、赤い血を燃え上がらせ、数々の伝説を生み出したスゴイ男。スポーツに音楽に抜群の才能を示すりょうだが、その魂は満たされず、本気で取り組めるものを探し求めていた。そんなとき、りょうと親友のソーリーは悪で名高い横浜の暴走族「狐火」と対決することになり……!?過酷な運命に押し流されながらも懸命に戦う若者の姿を描いた、男たちの感動ドラマ!!

クッキングパパ

クッキングパパ

荒岩一味は金丸産業に勤めるごく普通のサラリーマンパパ。だけど、料理の腕はとびっきり!部署の皆が昼食に出ると、荒岩はおもむろに弁当箱を取り出して…。サラリーマンパパが、プロ級の料理の腕前を披露します!!第1巻のメニュー……イタリアン鍋/アイスクリーム/まるごと・ザ・カレー/スペシャルモーニング/イシダイの姿造り/特製ギョーザ/ヘルシー・クッキング/メンタイのり巻き/博多風トン骨ラーメン/アッサリ雑炊/スイートアップル/ベーコン

美味しんぼ

美味しんぼ

東西新聞文化部に配属された新入社員・栗田ゆう子は、希望あふれる出社初日から、憧れの新聞社にも山岡士郎のような無神経でぐうたらな先輩が居ることに驚かされる。だが文化部全員が受けた味覚テストに合格し、大原社主・肝入りの企画「究極のメニュー」の担当者に選ばれたのは、ゆう子と山岡の2人であった…。

少女ファイト

少女ファイト

「あの日から、友達は作らないって決めたんだから」大石練(おおいしねり)・15歳。バレーボールの名門・白雲山(はくうんざん)学園中等部に在籍。練はずっと自分を抑え続けていた。小学校時代に全国大会で準優勝したチームのキャプテンであったほどの実力を隠しながら。集団スポーツの中で、自分を殺さなければいけない理由は――。それでもバレーを辞められない想いとは――!!バレーボール群像劇スタート!

アタックNo.1

アタックNo.1

【バレー部に新風を起こす鮎原こずえとは!?】富士見学園に転校した鮎原こずえは、スポーツ大好きな中学2年生。ふとしたことでバレー部との試合に勝利し、3年生からキャプテンになってほしいと頼まれる。しかし、他にもその座を狙うものが…!少女スポーツまんがの金字塔、いよいよ登場!女子バレーボール界のヒロイン・こずえの熱戦ストーリー、第1巻!

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