少女マンガ雑誌における「外国」イメージ
──1960~1970 年代の『週刊少女フレンド』分析より──
増田 のぞみ
猪俣 紀子

『週刊少女フレンド』で調査を行った6年間,計24冊のなかで日本を舞台にした作品が168作品と最も多く,全体の約74%を占めた。次いで「アメリカ」が21作品で約9%,「西洋だが国不明」が16作品,「フランス」が 11 作品,「イギリス」が5作品,「イタリア」,「アフリカ」,「レバノン」,「どこの国か不明」はそれぞれ1作品であった。

外国を舞台とする作品は56作品であり,約25%が外国を舞台にした作品といえる。その外国を舞台とした作品のなかで,「アメリカ」,「フランス」,「イギリス」,「イタリア」,「西洋だが国不明」という「西洋」を舞台にし
た作品は54作品あり,全体の約96%を占めている。

https://core.ac.uk/download/pdf/234574442.pdf

面白いマンガの論文を集めるスレにコメントする
※ご自身のコメントに返信しようとしていますが、よろしいですか?最近、自作自演行為に関する報告が増えておりますため、訂正や補足コメントを除き、そのような行為はお控えいただくようお願いしております。
※コミュニティ運営およびシステム負荷の制限のため、1日の投稿数を制限しております。ご理解とご協力をお願いいたします。また、複数の環境からの制限以上の投稿も禁止しており、確認次第ブロック対応を行いますので、ご了承ください。

話題に出た著者一覧

1件

人気のコメント