日本人は足が速くなった
100mを10秒切るというのは当時は夢のまた夢でした。 でも最近の日本人は10秒の壁を超えましたよね。 どんどん足が速くなっています。 あと1000年後とかは7秒ぐらいになっているのでしょう。 でもね、いつも思うんだけど足が早いなんて何の役にも立たないよね。 だって自転車の方が早いし、車の方がもっと早いからね。 僕は子供の頃から、この事実に気づいていたから、徒競走とか全く興味なかったのね。
日本有数の大コンツェルン・結城グループ。その後継者候補として、義父・豪太郎のもとで帝王学をしこまれる結城光16歳。そして、豪太郎の実の娘でありながら、父の援助を拒否して生きる、女子ナンバーワンスプリンター・水沢裕子16歳。まったく違う青春を選んだ二人だが、意地を張りあいつつも、やがて光と裕子は互いにひかれていく…。
あまりにも有名なラストは語る必要もないくらいです。
主人公とヒロイン両方がスプリンターとしての才能をもち、努力し、人類の限界へ挑戦する・・・文字通り肉体の、精神の限界への挑戦。
ラストの台詞は本当に恐ろしい。「走り終わった後の人生は要らない」
主人公がどうなったかは解釈はいろいろあるようですが、光へ到達した結末はどう考えても・・・