たか1年以上前編集2020年はあまりかわぐちかいじ作品を読めなかったので、1年の締めの読書にずっと読んでみたいと思っていた、福本伸行先生との豪華タッグで描かれた『コンフェッション』を読みました。 雪山で怪我をした石倉は死の間際に殺人を告白してしまう。しかし奇跡的に吹雪が収まったせいで、浅井に背負われて山小屋に到達してしまい、2人の命をかけた追いかけっこが始まる…というストーリーで、かわぐち先生の絵と福本先生の心理戦が合わさったベストマッチな1作でした。 緊迫したモノローグのフキダシの多さや、目が大きくなる大胆な表情の変化など、あまりかわぐち先生の作品で見ない表現が多くてとても新鮮…! 最後に追い追われる立場が逆転するとこが良いですね。 実は主人公が一番の悪で、天罰が下るわけでも法に裁かれるわけでもなくそのまま山を降りていくという、あっけない終わり方がまた味がある…。 久々に読みましたがやっぱかわぐちかいじ先生の絵は最高ですね…!来年はもっとたくさん読みたいと思います!!0わかるfavoriteわかるreply返信report通報
あらすじJ大学山岳部OBの浅井と石倉は、尾張山3200メートル地点で遭難をした。事故によって死を覚悟した石倉は、自分が過去に犯した“殺人”を告白してしまう。しかし、その時、眼前に山小屋が出現し、二人は一命を取り留めるが……。尾張の冬山を舞台にした緊張と恐怖の密室サスペンス。名匠の華麗な共演が生み出した最高のスリルと興奮!続きを読む
2020年はあまりかわぐちかいじ作品を読めなかったので、1年の締めの読書にずっと読んでみたいと思っていた、福本伸行先生との豪華タッグで描かれた『コンフェッション』を読みました。
雪山で怪我をした石倉は死の間際に殺人を告白してしまう。しかし奇跡的に吹雪が収まったせいで、浅井に背負われて山小屋に到達してしまい、2人の命をかけた追いかけっこが始まる…というストーリーで、かわぐち先生の絵と福本先生の心理戦が合わさったベストマッチな1作でした。
緊迫したモノローグのフキダシの多さや、目が大きくなる大胆な表情の変化など、あまりかわぐち先生の作品で見ない表現が多くてとても新鮮…!
最後に追い追われる立場が逆転するとこが良いですね。
実は主人公が一番の悪で、天罰が下るわけでも法に裁かれるわけでもなくそのまま山を降りていくという、あっけない終わり方がまた味がある…。
久々に読みましたがやっぱかわぐちかいじ先生の絵は最高ですね…!来年はもっとたくさん読みたいと思います!!