ういちゃんずっと上見てる
うい(憂)ちゃんが飼ってる亀のおおとろが可愛くて好きだなーと思っていたら、きき(喜々)ちゃんと思わぬ深い関係でおお…となった。 成年向け漫画誌連載なので注意と書いてありますが、知らずに読んでもさほど問題ない内容です。 ういちゃんのなぜかずっと上を見てる目が気になりますがじきに慣れます。
些細な一言が、何気ないしぐさが、いつどこでだれの堪忍袋の緒を切るかわからない70億総相互監視社会。なにかあればすぐに叩かれたり炎上したりするこの世の中で生きる、浦島 憂(うらしま うい)14歳。小さな事で大きな悩みを抱えてしまう彼女をポジティブに励ます、謎の天才発明家の娘、竜の宮 喜々(りゅうのみや きき)14歳。巷に溢れる不安を、疑問を、理不尽を、二人の少女が楽しく明るく解決します! 収録作:第1悶「素直コンビニの話」第2悶「うましボムの話」第3悶「cスポーツの話」第4悶「睡眠配達の話」第5悶「ムッシーの話」第6悶「超海月の話」第7悶「テキサスルームの話」第8悶「磯野デストロイヤーの話」第9悶「スランプアマランプの話」第10悶「ピーチボーイ(鳥)の話」第11悶「クワガタヒャッハーの話」第12悶「メテオひなまつりの話」第13悶「エクストリームきらら史の話」第14悶「キキハウスの話」第15悶「わくわく副作用の話」第16悶「バランス オブ 博物館の話」
常にメランコリックなういちゃんと、なんでも解決してくれるスーパーガールききちゃんの超日常思春期漫画です。
ういちゃんがどうでもよいことで悩む→ききちゃんの手によって解決というかどうでもよくなるというテンプレが非常に心地よいのにエッジがきいててソリッドで素晴らしいんですよね。日常なのにあり得ない、ほのぼのなのに超下品という相反する要素が絶妙な楽園を生み出しています。ういちゃんの嬉ションなら夕方の地上波アニメでも飲めそうだもんなあ。そんな漫画唯一無二ですよ。
そしてういちゃんとききちゃんの関係性がなんとも尊いですよね。持ちつ持たれつみたいなwinwinの関係なんていらないんです、愛し愛されて生きるのさ。って昔の名曲を持ち出したくなるようななんも考えてないけど、君の部屋に行って君が笑顔になればそれでよいみたいな感じがたまらなく尊いです。
ずっと仲良くいてくれなかったらどうしよ、助けてききちゃん!って思っちゃうくらいには尊いです。