不思議な生物プリンタニア
丸っこい柔らかな画風なのに終始SFで不思議な感覚に陥ります。 ニューチノー、new知能! プリントして出てきた生物プリンタニア もちもちしてて可愛い! 不思議な漫画、そうとしか言えません。 癒されるけどたまにシリアスになるのもたまらなく良い。 九井諒子好きな方好きと思うんですがどうでしょう。
プリンターから生まれた新種の生物と同居はじめました。いつかどこかの未来で、生体プリンターから出力されたすこしふしぎ(SF)な生物と暮らすショートコミック。 【目次】第1話/第2話/第3話/第4話/第5話/第6話/第7話/第8話/第9話/第10話/第11話/第12話/第13話/第14話/第15話/第16話/おまけ1/おまけ2/電子限定特典
表紙の白い物体、これが「プリンタニア・ニッポン」です。その実態はまず置いておいて、この漫画の世界観がかなり独特。
衣食住から交友関係まで完全に管理されていて、すべての行動が人間としての評価につながります。評価が下がれば受けられる待遇も変わり、生活レベルも下がる。
主人公の佐藤は、他種との共存によって自分の評価を上げるために生体プリンターで「柴犬」を造ろうとしたら、事故により「プリンタニア・ニッポン」が出力されてしまいます。しかしその謎すぎるけどもちもちしてどこか保護欲を掻き立てる存在が、佐藤の生活に様々な変化と出逢いを生みます。
感情を表に出さない青年・佐藤とプリンタニア・ニッポンの「すあま」の関係がどことなく『動物のお医者さん』のハムテルとチョビを彷彿とさせます。
あと1巻発売記念応募者全員サービスの「すあまマスク」。欲しいので応募します!ちなみにこれは紙版のみらしいです。