うおおめっちゃいい!!なんだこれすげえ…!!マスターズ陸上という、おじいちゃんおばあちゃんの陸上大会がテーマの作品。
孫の運動会で息子の代わりに親子リレーに出たことで、自分の才能に気づいたあるじいさんが主人公。世界記録すら狙える位置にいるじいさんはマスターズ陸上へと参加。見事なフォームと熱いハートで独走する最中、ここに集まったじいさんたちは皆、自分と同じ思いを胸に抱いていると気づく。
この大会は老いて社会の輪から追いやられたじいさんたちにとって、かつての地位と尊敬を取り戻すチャンスなのだと。
こうして心を1つにしたじいさんたちは、迫真の表情で手を取り合いゴールテープを切るのだった…!
コロコロコミックっぽい表情というか…子供っぽくがコミカルにデフォルメされて「ジジイ顔」の良さ、そして主人公がジジイなのに走りの躍動感と迫力が半端ないところがすんごくよかった!!
なんとなく高田康太郎先生っぽさを感じました。
岡本圭一郎先生は過去に実用書漫画やアスリートのドキュメンタリー作品を描いていた方なんですね。その経験が存分に生かされているように感じました。
ぜひ連載持ってほしい…! 次回作も楽しみにしています。
齢70を超えた男が、いま新たな記録に挑むッ!!超速ジジイ読切16P!!(週刊ヤングマガジン2020年39号)