今こそ栄光を掴みに行く! 熱きジジイたちの陸上物語!にコメントする
※ご自身のコメントに返信しようとしていますが、よろしいですか?最近、自作自演行為に関する報告が増えておりますため、訂正や補足コメントを除き、そのような行為はお控えいただくようお願いしております。
※コミュニティ運営およびシステム負荷の制限のため、1日の投稿数を制限しております。ご理解とご協力をお願いいたします。また、複数の環境からの制限以上の投稿も禁止しており、確認次第ブロック対応を行いますので、ご了承ください。

前のコメント

たか
たか
1年以上前
うおおめっちゃいい!!なんだこれすげえ…!!マスターズ陸上という、おじいちゃんおばあちゃんの陸上大会がテーマの作品。 孫の運動会で息子の代わりに親子リレーに出たことで、自分の才能に気づいたあるじいさんが主人公。世界記録すら狙える位置にいるじいさんはマスターズ陸上へと参加。見事なフォームと熱いハートで独走する最中、ここに集まったじいさんたちは皆、自分と同じ思いを胸に抱いていると気づく。 この大会は老いて社会の輪から追いやられたじいさんたちにとって、かつての地位と尊敬を取り戻すチャンスなのだと。 こうして心を1つにしたじいさんたちは、迫真の表情で手を取り合いゴールテープを切るのだった…! コロコロコミックっぽい表情というか…子供っぽくがコミカルにデフォルメされて「ジジイ顔」の良さ、そして主人公がジジイなのに走りの躍動感と迫力が半端ないところがすんごくよかった!! なんとなく高田康太郎先生っぽさを感じました。 岡本圭一郎先生は過去に実用書漫画やアスリートのドキュメンタリー作品を描いていた方なんですね。その経験が存分に生かされているように感じました。 ぜひ連載持ってほしい…! 次回作も楽しみにしています。
うおおめっちゃいい!!なんだこれすげえ…!!マスターズ陸上という、おじいちゃんおばあちゃんの陸...

人気のコメント

たか
たか
1年以上前
うおおめっちゃいい!!なんだこれすげえ…!!マスターズ陸上という、おじいちゃんおばあちゃんの陸上大会がテーマの作品。 孫の運動会で息子の代わりに親子リレーに出たことで、自分の才能に気づいたあるじいさんが主人公。世界記録すら狙える位置にいるじいさんはマスターズ陸上へと参加。見事なフォームと熱いハートで独走する最中、ここに集まったじいさんたちは皆、自分と同じ思いを胸に抱いていると気づく。 この大会は老いて社会の輪から追いやられたじいさんたちにとって、かつての地位と尊敬を取り戻すチャンスなのだと。 こうして心を1つにしたじいさんたちは、迫真の表情で手を取り合いゴールテープを切るのだった…! コロコロコミックっぽい表情というか…子供っぽくがコミカルにデフォルメされて「ジジイ顔」の良さ、そして主人公がジジイなのに走りの躍動感と迫力が半端ないところがすんごくよかった!! なんとなく高田康太郎先生っぽさを感じました。 岡本圭一郎先生は過去に実用書漫画やアスリートのドキュメンタリー作品を描いていた方なんですね。その経験が存分に生かされているように感じました。 ぜひ連載持ってほしい…! 次回作も楽しみにしています。
うおおめっちゃいい!!なんだこれすげえ…!!マスターズ陸上という、おじいちゃんおばあちゃんの陸...
COBRA THE SPACE PIRATE

夢と呼ぶにはあまりに厳しく余りに哀しい影に向かってのオデッセイ

COBRA THE SPACE PIRATE
阿房門 王仁太郎(アボカド ワニタロウ)
阿房門 王仁太郎(アボカド ワニタロウ)

著者のライフワークなので一言で括れない幅がある作品で、私は 1.手塚治虫的なタッチが残り奇想展開なアイディアの楽しい「少年ジャンプ初期」(「コブラ復活」~「ラグボール」) 2.線がややソリッドになりシニカルな描写の増えた「少年ジャンプ中期」(「二人の軍曹」~「黄金の扉」) 3.ヒロイックな描写の光る「少年ジャンプ後期」(「神の瞳」~「リターンコブラ」) 4.「聖なる騎士伝説」 5.CGフルカラー期 で分けている。どの期間も見るべき所のある漫画であるが、4.の「聖なる騎士伝説」について書きたい。  「聖なる騎士伝説」は青年誌に掲載された長編で他の話より暗く、いつもよりシリアスでアダルトな展開や描写が多い異色のエピソード(何てったって、レディーさえ出てこない) だ。ここでは新世界の興奮は悪鬼に蹂躙され、コブラのいつもの剽軽な態度やヒロイックな勇気は鳴りを潜め、笑みは嘗て見られなかった暗い影を忍ばせている。絵の線もどの辺よりも細く、陰影もまた濃く、混沌とした悪意蔓延る世界をこれでもかと描き出す。筋も宝や冒険ではなく悪鬼の暗殺と言う剣呑な代物で、終盤に明かされる種も周到に張られた伏線もあり陰惨な世界観を補強する。  今までのスペースオペラと比べると余りにもノワールであり、退廃的でもあるが、それだけに強烈であり、私はこのエピソードが一番好きだ。けだし、このノワールが単なる露悪に終わらず、コブラが常に世を儚むようなニヒルな皮肉を呟きながら銃をぶっ放しながらもどこか善や正義を諦めきれていないからではないかと思う。有名なコマでもある様にコブラは終盤、実際には何の利益を齎さなかった教会を批判し「神か……最初に罪を考え出したつまらん男さ」と呟いてみせたが、これはやはり神や正義についてどこか夢を持っている証拠に他ならないと思う。さもなくばこんなセリフは決して言わないだろう。  コブラの海賊としてのアウトローな性格や享楽主義は上記の理想主義的な思想やストイックさに支えられている。寺沢武一は彼の初期作品を「思弁的」と批評していた記憶があるが、そういった性格が彼の作品から消えた事は一度も無かったことは確かだろう、そしてそれこそがこの漫画をいつまでも輝かせているのだろう。海賊と言う自由とギルドに対抗する高潔な戦士の顔を持つあの男のとこしえの旅に祝福を。

1巻を試し読み
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
フォローする
メモを登録
メモ(非公開)
保存する
お気に入り度を登録
また読みたい
※本棚・フォローなどの各アクションメニューはこちらへ移動しました(またはフローティングメニューをご利用ください)