読者に議論させるために描いたのかも
自分は主人公と同年代ですが10年くらい前の自分と重なるところがあり結構くらいました。人にはあっち側とこっち側を隔てる大きな壁があるし、あっち側に行きたくてもどうしようもない感じ凄くわかる。 ただ漫画では33歳女性の今の姿を描いたものなので「33でこれ」をどう捉えるかは意見分かれるんじゃないでしょうか。 個人的にはウラジオストクに行ったけどビザが…という部分はどうでも良くて(むしろ最後になんも考えず突っ走ってくれてよかった。それまでが考えすぎだったから。)自分のことを俯瞰で見てるのか見てないのかよく分からない変なフラつき方に不安を覚えた。まあ簡単に言うと凄いめんどくさい人ですよね。 あとどうしても倉田さんのような男性を「普通」と思えない。それは私が現実を見れてないだけか??
なんで読んでしまったんだと猛烈に後悔してしまうほどに凄い漫画だった。刺さりすぎてしんどい。
わかる と わかってたまるか と わたしはちがう が交互に襲ってきて冷静ではいられません。冷静に読み終わりましたけども。
しんどい!すごい!これを描ききるのがすごい。本気で描いたのか皮肉で描いたのかわからないけどすごい。すごい。