読んで見つめ直そう
体調が悪くなると医療漫画が読みたくなることないですか? とは言え重たいともっと具合悪くなるので、できれば前向きだといい。さらに言うと1話完結で読みたい分だけ読めるといい。 というわけで19番目のカルテがぴったりなんです。 どこかが痛い辛いときってもちろん治したいのは当たり前だけど、まずは安心したい気持ちが強い気がします。 原因がよくわからず「ストレスですね」とか「体質ですかね」とか言われると、どうしていいか途方に暮れてしまいます。病気じゃないのに仕事や学校休めないし……。 その一方でなんとなく「ストレスかなあ」「疲れかなあ」と不調をやり過ごしてしまうこともあります。病院行くの怖いし……。 という気持ちが自分にはあるので、この作品に出てくる患者さんたちも相当悩んで苦しんで怯えて病院にたどり着いたんだろうなあ、そういう人たちに寄り添う徳重先生、滝野先生は本当に素晴らしいなあとしみじみ思います。 そしてもうひとつ、自分のことを正しく大事にしないとなあとも思います。これくらい大丈夫と思わずに、休むときは休んで健康診断も受けて病院ちゃんと行こうと誓いました。
気になって読みました!すごく読んでよかったと思える一冊でした!
自分も1話以上に2話が作者が伝えたかった話でこの作品の方向そのものかなと思いました。完全に私情ですが自分も診療してもらって採血中、先生にかけてもらった言葉で泣きかけたことがあるので自分を重ねてしまいました。
技術的な知識とかも医者にはもちろん必要でしょうが、人間を診るって言うのは少し視点をずらしたり一歩踏み入ることなのかなと考えさせられますね…。
まだ一巻ですがすでにドラマにしてほしいです!