古い記憶になるので暖味な部分もありますが、
昭和の時代には
少年漫画は少年が読むもの、
少女漫画は少女が読むもの、
という感じの、確実にして高い壁が少年少女漫画の
間には存在していたと思うのです。
今ではそれほどでもないのかもしれませんが。
ましてBL漫画なんて絶対に少年は読まないし、
少女だって表立っては読めない時代だったと思います。
にもかかわらずというか、そんな時代にそんな壁を飛び越えて
「パタリロって漫画は凄く面白いぞ」
という情報が、少年漫画しか読んでいない少年どもに
まるで共産主義社会に漏れ伝わってくる自由主義社会の
情報の如く雪崩れ込んできたのですよ、そのころ(笑)。
面白かったですねえ、ホントに。
高飛車な言い方をさせてもらえるならば、当時は
「少女漫画も面白いんだな」と感じました。
なので
>>普通の少女漫画にはない感じ
というコメントを読んで、
あ、パタリロって当時の少女漫画の世界でも普通ではなかったんだ、
と今更ながらにわかって、微妙な気持ちですね(笑)。