若い子にもぜひ読んでもらいたい作品
ドラマを見てこの作品を知りました。 切迫早産・・。自分も出産のとき、切迫早産と言われ大変な時期があったので、当時を思い出し余計に感情移入して涙が止まりませんでした。 一話一話、重めの内容ですが、妊娠・出産・家族についてとても考えさせられました。ドラマ見た人にもぜひ読んで見て欲しいです。
出産は病気ではない。だから、患者も家族も安全だと思い込んでいる。毎年この産院で行われる2000件の出産で、約300件の出産は命の危険と隣り合わせだ。その小さな命が助かることもあれば、助からない時もある。100%安全などあり得ない。それが出産。年間100万人の命が誕生する現場から、産科医・鴻鳥サクラの物語。
赤ちゃんが生まれるということは、沢山の奇跡が重なって起きることなのだと改めて気付かされました。
妊娠や出産はいろいろ予想外な事が起きるのです。
鴻鳥先生は人の気持に寄り添って考えてくれる先生です。
こんな優しいお医者さんが一人でも多く増えてくれたらと思います。