ネタバレ後編が楽しみすぎてもどかしい!!

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2年前の年末にビッグコミックスペリオールスペリオールに掲載された加納梨衣加納梨衣先生の読切『裸の肖像裸の肖像』がとてもよかったので、今回、新年号で予告が載ってからとても楽しみにしていた。
まだ前編しか読んでないけど、もう好きだ。
今回が、合併号ってことは、次に出るのは一ヶ月後かな?早く読みたい・・。

かつて後悔した思春期の一幕を夢に見るところから始まる。
あのとき、ああしていれば、いやでも結局できなかったんだ、あのときは。でも、なんでできなかったんだ・・。
もっと素直になっていたら・・。
なんて誰でも考えることはあるはず。

主人公である彼女もそうで、32歳になったいまでもその気持を抱え、仕事場で他人の噂話で盛り上がる同僚にも嫌気が差し、あることを機にうまくコミュニケーションコミュニケーションを取れなくなってしまった夫とすれ違いの生活を続ける。
夫は、毎晩夜釣りに出かけ、釣った魚は夜の海に返す。
これはどういった比喩表現だろう。
釣った魚にエサはやらない、ということなのか、責任を持ちたくないのか、どこか現在の生活への諦念や結婚生活に囚われている自分と釣られて自由を失った魚を重ねているのか。そんな仕草を感じた。
決して他人と比べて大きな不幸でこそないが、そこでは確実に何かが軋んで悲鳴をあげている。
目に見える大きな不幸だけが人生を絞め上げるわけじゃない。
小さいことの積み重ねからくる息苦しさもあるのが人生だ。
夫に性を拒まれ、疎まれ、距離を取られてしまった主人公は、身体を持て余し夢を見たのだ。
受け止めきれなかったあの頃の甘い夢を。
胸がときめいたあの娘とのプールプールでのその続きを。
しかしもう15年も前のこと、どうすることだってできないが・・。

ここからどうやって、ままならない人たちがスイングしていくのか後編が楽しみだ。
ここで忘れちゃいけないのがタイトルで、溺れる人魚溺れる人魚「たち」なんだよなー。ということはあの娘も・・。
そして溺れるいうのはプールか、肉欲か・・。
くぅ~!

しかし、『裸の肖像』は小学館のwebで読めるようになったりしないもんかな・・。

2年前の年末に...

読んでてドキドキする読み切り。体温を測る描写とか、魚釣りとか、宗教家だった本間さんのお母さんが亡くなったこととかが後編にどう繋がってくのか楽しみ。
いちばん気になったのは本間さんの今の名前(だよね?)が「東出杏」だったこと。笑

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