掲載誌情報ビッグコミックスペリオール小学館2025/01/10トリリオンゲーム/劇光仮面/住みにごり/フールナイト/MOONLIGHT MILE/ボクらはみんな生きてゆく!/機動戦士ガンダム サンダーボルト/フットボールネーション/らーめん再遊記/たかが黄昏れ/永世乙女の戦い方/咲宮センパイの弓日/銀平飯科帳/残響/味いちもんめ 継ぎ味/コンビニの清水/バンプアー/ガイシューイッショク!/大人の青春くん/名前のない病気/編集の一生/太陽と月の鋼/地蔵癒し/れんげとなると!/むかしのはなし/JKキングダム 東京/瞬きの音/味いちもんめ 藤村便り/
ヒトナー屋宜知宏読切4件のクチコミ『アイアンナイト』、『レッドスプライト』の屋宜知宏最新作!!獣人が住む星に一人の地球人が訪れる。獣人たちは初めて目にする“ヒト”の姿に動揺し!?獣たちの“ヒト”観察が始まる…!!作品を読む
甲化人間ハヤシロウ読切3件のクチコミ「お前も学校出たら甲化するんだぞ」──脳を機械の器に移し替え、第二の人生を謳歌する“甲化”。周りがどんどん甲化していく一方、女子高生のマコトはどうしてもその状況を受け入れられずにいた。作品を読む
向かいの学校でデスゲームやってるっぽいタカモリ読切2件のクチコミ警察にかかってきた一本の110番。それは「向かいの学校でデスゲームをやっているらしい。」という内容で――!?デスゲームの外側に迫るスクールドラマ!作品を読む
【コミックDAYS読み切り】眩しさが僕を呼ぶラライヤ佐藤読切1件のクチコミ【アフタヌーン四季賞2024春 佳作】学校中の様々な部活を写真におさめている内藤。そんな中、帰宅部の羽多野が彼に関心を持ち、なぜかめっちゃ付いて来る!?作品を読む
加納梨衣先生の短編集が出たら絶対に買う!と誓ったスペリオールの読切。 美大受験で一浪し、予備校に通っている純情少年が初めての裸婦デッサンに動揺を隠しきれず全く描けなくてムキになっていたところに、さっきのヌードモデルが話しかけてきて・・。 あんなに爽やかで胸キュン必至の『スローモーションをもう一度』が描けて、こんなにじっとりとしたエロティックな作品も描けるなんて! 多くの言葉を必要としない、心情を表情や目で語る描き方がとても上手いし面白いし、美しい。 間を表現する表情のアップにハッとさせられる。 セリフは関係や感情を示すわざとらしい言葉は極めて少なくごく自然なやりとりがされているところが映画的で素晴らしい。 50分くらいで映像化してくれたりしないだろうか。 面白くない映画の特徴として、やたらと状況や感情を言葉で説明してしまうものがあって、そうされてしまうと観る側としてはその人にそれ以上の何かがあるようにも思えず、もはやそのキャラクターに自分を重ね合わせてその奥の感情を読み取る気が萎え、全体的に薄っぺらく感じて興醒めしてしまう。 それに比べてこの作品は表情の一つ一つで読者をがっちり掴んで離さない。 彼女の目がすごい。 目は口ほどに物を言うとはいうが、この目が感情を語り、心動かされ、その心情の奥を掘り下げたくなってしまう。 主人公の前にはまだまだ可能性が満ち溢れていて、経験したことがないこともたくさんある。 そんなとき突然鼻先にぶら下げられた魅力的な彼女、突き動かされた性欲に思考がぶん回され本来の目的を見失ってしまうのも分かる。 彼女の好意と興味は確かにあったであろうが、それが相手の人生を狂わせてしまうものであれば、と決断するほどには本気だったのかもしれない。 いや、だからこそ逆に遊びなのか? どちらにせよ、優しさゆえの決断だったと分かるし、もっとしっかりしていれば違う形もあったんじゃないかという後悔も出てきそうだ。 その決断に報いるには前を向いて頑張ることだ。 スマホやLINEらしきものが出てくるので現代と分かるが、それ以外は特に時代性を感じさせず、いつの時代のどこの地方に当てはめてもある程度読めそう、というのが僕は大好きだ。 路面電車とか、髪のなびき方、乱れ方などディテールの良さと画面の白さの抜き加減のバランスもたまらない。 あー、絵とか全然描かないけど、知り合いがやっているヌードデッサンにたまらなく行きたくなってしまった。