先週のゴラク(No.2697)に第2話が載ってました。高遠先生がホスト狂いの女の子を救済したために意外な(現実的な?)結末となりました。
村井くん、水野くん抱きたかっただろうに…(笑)けど大局的にはハッピーエンドだと思います。
ぜひまた村井くんのお話を読みたいです!(お願いします!)
https://twitter.com/r_tkt/status/1226710088963878912?s=20
マンバの新連載&読切情報トピックで知った、11/29(金)に掲載されたゴラクの読切。タイトルがどう見てもBLなのに、掲載誌が漫画ゴラクだったので
「え…!!? は?? ゴラクでBL…?? いくら日本文芸社にMelty Bullet(※BLレーベル)があるからって、んな馬鹿な…!? 『本物の漢のバイブル』青年劇画誌漫画ゴラクにBL載ってたら急激に時代の先端を行きすぎてるよ…!! 読者のおじさんたち置いてけぼりだよ!!? まあタイトルから推測するに、ありそうなのは、会社の上司に『君付け』で呼ばれてる新人OLとかかな…?」と、一瞬でいろんなことが頭の中を駆け巡りました。
ともかく真偽を確かめるために読んでみたら、オッサンに君付けで呼ばれてるOLでも、普通のBLでもなくてたまげました。
小説の編集をやっている地味な男・水野は、街でたまたま中学のころの同級生・村井と再開する。どっからどう見ても立派なホストに変わってしまった村井だったが「彼」は昔、ちょっとそこらで見かけないレベルの「美少女」だった…というあらすじ。
ここでタイトルをもう一度見てみましょう。
「村井くん(元美少女)は水野くん(地味男)を抱きたい」
というお話なんです。
「憧れの女の子との再会」という使い古され手垢のついた展開なのに、そこへ彼女がオナベになっていたという捻りが加えられていてものすごく新鮮!!
しかも何より最高だったのが主人公の水野の性格。
もうめっちゃ良いヤツ…!!ゴラクの主人公とは思えない!
水野の良いところは、村井を気持ち悪がったり面白がったりしないどころか、最初から「男」だと認識しているところ。そして行為の最中に自分の欲望を抑え、黙っていればバレないはずの「女だった頃のお前に欲情している」という心の内を明かして誠実であろうと努める姿勢…!
現実でも創作でも、マイノリティとされる人に対して過剰に反応する人物が多い中で、こんなに自然に当たり前のように受け止め振る舞う青年誌の男性主人公は初めて見ました。
いや水野もうほんとビックリするぐらい良いヤツ…120点だよ。
外ではヒールの高い革靴を履いていたり、洗面台にヒゲ剃りがあったり、腹筋がバキバキだったり。絵から村井くんが日頃どう過ごしているのかが垣間見えてすごく好きです。
今後の2人の行方がメチャクチャ気になります。どうなっちゃうんだ!!!
【高遠るい先生のTwitter】
https://twitter.com/r_tkt/status/1200181576279064576?s=20
(週刊漫画ゴラク2019年No.2688掲載)
先週のゴラク(No.2697)に第2話が載ってました。高遠先生がホスト狂いの女の子を救済したために意外な(現実的な?)結末となりました。
村井くん、水野くん抱きたかっただろうに…(笑)けど大局的にはハッピーエンドだと思います。
ぜひまた村井くんのお話を読みたいです!(お願いします!)
https://twitter.com/r_tkt/status/1226710088963878912?s=20
元同級生と深夜に危ない再会!!鬼才・高遠るいが描く、インモラル・アダルティ読切!!(週刊漫画ゴラク2019年No.2688)