西原理恵子VSレジェンド漫画家の即興お絵描き対決!!
西原理恵子先生の人生も色々あるけど、それは別として「人生画力対決」は面白いですよね。定期的に読み返したくなります。気軽に雑談したいです!
この漫画を読めば、雑誌編集者の生態が見えてくる!? フィクションですけど、意外と(!?)ためになる話が満載だったりします!! 笑いながら勉強になる… それがロドリーさ?? しょぼい漫画家、漫画雑誌の副編集長、テレビ局のエグゼクティブ・プロデューサー、巨匠漫画原作者、映画宣伝部の女子社員、声優、映画監督、有名スポーツライター、そしてS学館の営業部員と宣伝部員など… 各業界人、多数出演! 虚実入り混じりの爆笑コミック第1巻!!
たいていの酒飲み漫画や飲み助漫画ってのは
どんなに酒飲みの醜態・痴態をネタにしたとしても
最終的には「お酒っていいよね」で、
終わるのがパターン。
けれど「せかくだ」は最後の最後まで
飲兵衛ってウゼー、サイテー、という話だったりする。
正確に言えば、漫画家・原作者・編集者などの
漫画業界関係者って皆が酒癖悪すぎでウゼーッって
印象しか残らなかったりする。
一応はフィクションの体裁をとってはいるが、
ノンフィクション臭が強い。
業界的には、ホントに洒落で済んだのかこの漫画。
そう思うとタイトルの(仮)に関して
シャレにならない本気度を推測してしまったりする。
ロドリゲス井之助先生の漫画は私は好きだ。
初めて読んだのは「係長ブルース」なんだけれども
切れ味鋭い、とかとは真逆の
真綿で首を絞めるようなジンワリくるギャグが
個性的で面白かった。
その後しばらくロドリー先生の作品を読む機会が
なかったのだけれども、この「せかくだ」のあとは
なんだか別ジャンルの漫画作品が多いみたい。
「せかくだ」も、いかにも私の好きな感じの
ロドリー先生的な真綿で首をしめてくる漫画なのだけれど、
ほんとに真綿で首を絞めて(何かを)殺しちゃいました、
みたいな転機?になる漫画だったりするのかな、
と、シャレにならない邪推をしてしまう。
飲兵衛漫画としては個性的で、
まちがいなく面白い漫画なんですけれど。