凄く面白かった。
「けずり武士」という題名からして、
言葉遊び的に鰹節にかけてシャレただけの
題名かと思っていたが、読んでみて
そういう意味だったのか、と感服した。
江戸時代の風俗、食事情、剣術流派等に関しても
物凄く詳しく書かれていて、これまた驚いた。
湯浅先生が博学なのか、優秀なブレーンがついていたのか・・。
幕府の治世や外交姿勢なども、わかりやすく
的を得ている感じで勉強になった。
中学生高校生あたりに歴史や風俗や文化の参考書として
読んで欲しいな、と思うくらいに。
ガルチャンのおすすめ江戸時代マンガでもおすすめされてた!
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ご飯シーン本当に美味しそう…!!
舞台は江戸時代、
主人公は木っ端侍とか食い詰め浪人とか
言われる身分の浪人。
なので美食の粋のような超豪華料理などは出てこない。
素食、と言ったほうが良いものが多い。
だが言葉少なくただガツガツむしゃむしゃと
食べる主人公の姿からは、
食べ物の美味さとありがたさが伝わってくる。
生きるためには人は何かを食わねばならない。
どう生きようと人は食わねば生きていけない。
口に糊するための生業として人を斬っていた浪人が、
やがて、生きて自分がなすべきことを考えだす。
価値のある生き方をすることで
生命をささえる「食べること」も価値を成し意味を増す。
そして食べ物もより美味くなる。
生きることは食べること。岡場所の屋根裏に流れ着いたるはビンボー侍・荒場城一膳(あらばきいちぜん)。剣の腕はなかなかだが、いかんせん無役の浪人、本日も空腹なり。やむにやまれず世すぎの仕事をこなす。悪を討つとは言い条、それはそれ、命のやりとり。身が削れる。削った命はうまいメシで取り戻す。美味痛快大江戸グルメ活劇!!
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