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銀、ウィード、そしてその子たち、オリオンとシリウス兄弟。銀牙伝説は受け継がれていく…。犬達の楽園・奥羽を襲った赤カブトの血を継ぐ狂熊・モンスーンとの激闘で命を落としたシリウス。どんな敵とでも解り合えるというシリウスの理想を最後まで理解できなかったオリオンは、シリウスを喪ったショックを受け止められず、姿を消した。そして始まるオリオンの放浪の旅。その旅路でオリオンが出会う犬(もの)とは…!? 銀牙伝説シリーズ、最新章始まる!!
質問です。
魔王とは一体、何者なのですか?
何故、ノアは魔王を知っていたのですか?
そもそも何故ノアが予知できるようになったか、
4巻5巻で朱王に頭を噛み砕かれて瀕死になり、そのときの臨死体験で予知能力を得たからだそうです。(6巻以降のあらすじ&登場犬紹介)
この能力については勝手に発動するものらしく、自覚なしに言葉が出てくるようです。(82話)
ただし先(将来)を見ようと思えば見れなくはないようです。なんでも視えるというものでもないようですが。
おそらくはここから魔王の襲来を察知したものだと考えられます。
大魔王、あるいは魔王の正体は…
隕石、それか超展開をもたらすものであり、
断じて赤蟻ではないようです。
(6巻で赤蟻などどうでもいい!もっととんでもない悪魔が侵略してくるぞ!という話をしていたため。)
・・・・・
以下は補足のような個人の考えです。
ノアの予言こと金太の復唱でも大魔王が空からふってきて天と地をめちゃくちゃごちゃごちゃにするという話があり、
ノア11巻の商品説明でも「空から大魔王が降ってくるってのは隕石落下のことだよ!」と断定していることから、
おそらくは三回目の隕石のことを指していると思われていました。少なくともこの時点では。
「オリオンは大魔王の難を無事に凌いだ」と話してるところからして隕石の脅威はもう終わったものだと考えられていましたが……
後にノアは87話で「大魔王が呼んでいるから越後に行くわ」的なことを独白で語っており、
88話でも「魔王がこの地球を滅ぼす前になんとかしよう」みたいなことを語っていたことから
今では隕石以外の何かが大魔王、あるいは魔王と呼んでいるように思われます。
大魔王(隕石)が変化してとんでもないバケモノになりつつあるとか、別の魔王が発生したなどワンクッションや説明が置かれている訳でもないので、謎です。
「逃れた」と言ってるだけで「大魔王は消滅した」とは一言も言ってないので、得体のしれない脅威的な何かを総じて大魔王と言ってるかもしれません。
また、「大きな悪魔がこの地を奪うために着々と準備してる」とは前にも話されていたので、隕石と得体のしれない何かをセットとして大魔王と呼んでいたのかもしれません。
作中ではなく商品説明が勝手に魔王落下は隕石落下だったのだーと断定しているだけで、依然として魔王は何者なのかについてはふわふわしていそうです。