多田大我の新連載「株式会社忍界商事」を語ろう
株式会社忍界商事は「影から支える豊かな暮らし」を経営理念とした商社として世間的には知られているが、その実態は日本の企業をスパイから守る“忍務”を行っている忍者集団だった…! ビリオンレーサーの作者さんの新作は現代忍者モノ。元から画力高いからアクションシーンも見応えあるし、やっぱり服部正三の最強キャラっぷりがいいですね!!
これがパラスポーツの最前線!! 世界最高峰のパラアスリートたちに迫るスポーツドキュメンタリーシリーズ『WHO I AM―これが自分だ!という輝き―』公式コミカライズ! 競技者たちの知られざる苦悩と挑戦に迫る! 上巻は、ライリー・バット編とサフェト・アリバシッチ編の2編収録。
ウィルチェアラグビー選手「ライリー・バット」
先天性の四肢欠損(両足がなく、両手は指が数本残った状態)でポッチャリ体型のライリーが自分のコンプレックスを受け入れてからの怒涛の成長ぶりは、まさにヒーローの成長譚という感じで読んですごく熱い気持ちになった。
また作中では対戦相手として日本代表の池崎大輔選手っぽい人も登場し、自分が知ってる人が思わぬ形で現れちょっと嬉しかった。
作中ではなんども「何か困難があっても、“できない”とは思わない。“どうやっていつやろう”って思うんだ」という、ライリーの言葉が繰り返され、最終話ではこれに「これが僕の生き方だ(This is Who I Am.)」という言葉が続く。
金メダルの絶頂も、愛する恋人も、この「どうやって」の考え方で掴んできたライリーを体現するいい言葉だなと思う。
(画像はYJ52号第2話より。自分を受け入れることができたライリー)