10年プロテスト落ち!26歳で始めたゴルフの申し子の地獄の日々【最新話の感想】
※ネタバレを含むクチコミです。
その香りは媚薬、その味は口福。読むと食べたくなるうなぎ漫画、開店!――『酒のほそ道』のラズウェル細木が挑む、人類初のオンリーうなぎ(食うだけ)漫画!!この“う”話は、呉服屋の若旦那・藤岡椒太郎(ふじおか・しょうたろう)がうなぎをおいしく食べつづけるだけの漫画です。連載開始時より読者の方・漫画家・書店員さん・うなぎ業界等各方面から正気かよ!?とツッコまれてますが本当にそれだけのお話なんです。
うなぎ料理限定で連載とか、ネタが続くのか?
そう思っていたけれど全4巻まで刊行。
けして中身が薄かったり引き延ばしたりして
いないのだから恐れ入る。
しかしそもそも鰻って、一種類の魚だけを扱って
商売にする「鰻屋」が日本中に無数に
存在しているのだから、凄い存在ではある。
日本人は鯛も鮪も鮭も烏賊も海老も好きだが、
ソレ一つだけで商売している専門店は殆どないはず。
恐るべき魅力を持つ底知れない魚、鰻。
そんな鰻について主に蒲焼、うな丼、うな重などを
中心に鰻料理文化から街中の鰻屋でのアルアル・ネタまで
幅広く扱った面白くて美味しい漫画であり、
鰻への敬意と食欲が沸いてくる漫画だ。