基本的に漫画の煽りとかは読まない。
独特の絵柄で描かれる切ない日常系の話だと思って読み進めていくと、徐々に「妙にリアルな写真を加工したような絵」が出てきて嫌な予感がしたけど、不安なままページを捲る手は止まらなかった。

読み終わってから振り返ると、2ページ目の柱に「エッセイ漫画」とあった。

この漫画から受けた衝撃・登場人物の感情が「本物」なのだとわかってしまい、いまは自分が読んだ内容の重さに非常にしんどい思いをしている。

恋人を喪う作品はいくらでもあるけど、ここまで立ち直れないような思いをしたのは初めて。

大丈夫なフリをして、抜け殻の自分を人形のように操って生きていく主人公の描写がこびりついて離れない。

http://www.moae.jp/comic/thegate_sekaiwamadautsukushii

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だいじょうぶ。せかいは、まだうつくしい。
大丈夫。世界は、まだ美しい。(読切)
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大丈夫。世界は、まだ美しい。

大丈夫。世界は、まだ美しい。

ある日突然、世を去った彼女への想いを切々とつづったエッセイ漫画。モーニングが開催する新人賞「第8回 THE GATE」にて、審査員の三田紀房氏、古屋兎丸氏が絶賛し、大賞を受賞。その後、モーニング20号(4月18日)に掲載されて話題となった受賞作に描きおろし3話(34ページ)を追加した著者初の単行本作品。

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