岡田索雲作品として読んでおきたかった
Kindle Unlimitedで全巻読めます。竜巻のように突然現れる「ひずみ」に飲み込まれた主人公は猫と融合して猫人間になってしまう。同じく融合者になってしまった女子と一緒に「ひずみ」の謎を探るという話です。フィクションとして面白いだけではなく、社会の中の差別意識もテーマになっていて奥深いです。途中で自発的に「ひずみ」を作り出せる少年が現れた頃から内容が難しくなったように感じたのですが、オチは好きです。俊郎は我々が認識できない次元に行ってしまったけど元気に生きてるんじゃないかなと勝手に解釈しました。