主人公はもともとロボットなみに冷静な正確で
徹底的に自分も周囲も客観視するキャラだった。
そういうキャラの主人公が結婚式の最中に新郎に逃げられた。
そりゃいかにロボットでも精神的に平静ではいられないだろう、
という形でストーリーは始まる。
なので(少なくともそれを読んだ自分は)
ショックを受けた主人公・サチコの行動が
相変わらず客観的なゆえのキャラなのか、
ショックでいかれてしまったキャラなのか、
それがわからず、少々戸惑いながら漫画を読み進めることになった。
ようは「これは笑っていい場面なのか」と躊躇しつつ
読み進める形とでもいうか。
コミックス二巻くらいになって、ようやく
「笑っていい場面」と「同情すべき場面」が
わかる(と思えるように)なって、
それから、この漫画を楽しめるようになった。
表情がいい
テレビのドラマが面白かったので読み始め、原作にはまりました。 結婚式で新郎失踪、美味しいもの食べてマイナス感情忘却、という設定で ストーリーもおもしろく、登場人物達が魅力的で、グルメマンガ以上のものを感じます。 食事場面の美味しそうな画に、堅物なサチ子さんが食べたときの表情が、満足げでかわいいです。 俊吾との今後も気になりますが、結構モテるサチ子さん。新たな絡みを期待しながらも やっぱり一途がいいのかなと思ったり、恋愛もグルメも仕事も、今後の展開が楽しみです。