なおなお1年以上前編集今回の最後のひとコマは、思わず苦笑してしまった。あの苗字にあの名前、そう来ましたか!と。 確かにあの送り付けられる絵は同じ町から投函されている。車椅子は青酸のせいで?とか思えたりもする。一方では親子を並べて見ると眉毛、鼻と口の大きさ雰囲気と現実の親子と感じるし(佐野家にしてもこの作品での顔の描写は家族単位で似たものになるよう作り込まれている)、一方であの加藤みきおは確か眉毛は濃く、口ももっと大きかったと思う。 別の要素として、この作品中、作者さんはいろんな人物に読者を注目させ、例えば千夏の事件では佐野に疑いがいくように見せたり、翼は信用できそうに見せて突き落としたり、鈴にも疑いを向けるような描き方をされていたし、そういうミスリードを多用されているように感じる。 そういう意味では今回も、現時点ではまだ作者さんによる新たなトラップが仕掛けられた可能性があるようにも思う。少なくともああこいつやはり加藤だったんだ、と結論するのはまだ早いように思える。19わかるfavoriteわかるreply返信report通報
あらすじ1989年6月24日、北海道・音臼村の小学校で、児童含む21人が毒殺された。逮捕されたのは、村の警察官だった佐野文吾。28年後、佐野の息子・田村心は、死刑判決を受けてなお一貫して無罪を主張する父親に冤罪の可能性を感じ、独自に調査を始める。事件現場を訪れた心は、突如発生した濃霧に包まれ、気付くと1989年にタイムスリップしていた。時空を超えて「真実」と対峙する、本格クライムサスペンス、開幕。続きを読む
今回の最後のひとコマは、思わず苦笑してしまった。あの苗字にあの名前、そう来ましたか!と。
確かにあの送り付けられる絵は同じ町から投函されている。車椅子は青酸のせいで?とか思えたりもする。一方では親子を並べて見ると眉毛、鼻と口の大きさ雰囲気と現実の親子と感じるし(佐野家にしてもこの作品での顔の描写は家族単位で似たものになるよう作り込まれている)、一方であの加藤みきおは確か眉毛は濃く、口ももっと大きかったと思う。
別の要素として、この作品中、作者さんはいろんな人物に読者を注目させ、例えば千夏の事件では佐野に疑いがいくように見せたり、翼は信用できそうに見せて突き落としたり、鈴にも疑いを向けるような描き方をされていたし、そういうミスリードを多用されているように感じる。
そういう意味では今回も、現時点ではまだ作者さんによる新たなトラップが仕掛けられた可能性があるようにも思う。少なくともああこいつやはり加藤だったんだ、と結論するのはまだ早いように思える。