なおなお1年以上前編集おおまかな、ここでの過去がわかった。「以前から未解決の事件」は鈴が関与の疑い、というのはキーホルダーのせいもあるかもしれないが、結局明音の事件は解決されず、か。もしかして金丸刑事は捜査途中で配置替えにでもなったんだろうか?彼抜きなら捜査本部は月並みな推理しかできなさそうだし、犯人の誘導されるままだ。佐野家の理解者だったはずなのに守り切れなかったことへの疑問がある。 一家心中も、前の世界では母が血の出る思いで生きて家族を育ててきたのに、今回こうなのは額面どおりには受け入れられない。 そして中学生の鈴、「こんなヤツ死ねばいいんだよ」に激しく反応したが、これはかつて自分がそれを言って心先生に注意されたことのフラッシュバックか。後に明音は本当に死んでしまった。きっと強い後悔があると思う。加えて父のこと、あの場所に行かずに生き残ったこと。いろいろと背負って生きてきたんじゃないだろうか。いずれにせよ死刑で良ければ反応しなかったんじゃないかと思うので、今回の爆発はわずかでも残っている父への信頼の裏返しだと思いたいし、現代に初登場した鈴(?)が拘置所に向かったのも暗い理由だとは思いたくない。なぜ今? とは思うが、心も向かおうとしていたのと同じ理由だろうか。 施設の中で、本能的に過去を記憶から排除していたほどつらい経験だった訳だけど、あの鈴の爆発は今の姿を想像するヒントのように思う。 前の世界でも行方不明だったけど、再びこうして現れるのは同じだったんだろうか。確認のしようがないが。まさかこういう形で物語が動くとは思わなかった。 9わかるfavoriteわかるreply返信report通報
あらすじ1989年6月24日、北海道・音臼村の小学校で、児童含む21人が毒殺された。逮捕されたのは、村の警察官だった佐野文吾。28年後、佐野の息子・田村心は、死刑判決を受けてなお一貫して無罪を主張する父親に冤罪の可能性を感じ、独自に調査を始める。事件現場を訪れた心は、突如発生した濃霧に包まれ、気付くと1989年にタイムスリップしていた。時空を超えて「真実」と対峙する、本格クライムサスペンス、開幕。続きを読む
おおまかな、ここでの過去がわかった。「以前から未解決の事件」は鈴が関与の疑い、というのはキーホルダーのせいもあるかもしれないが、結局明音の事件は解決されず、か。もしかして金丸刑事は捜査途中で配置替えにでもなったんだろうか?彼抜きなら捜査本部は月並みな推理しかできなさそうだし、犯人の誘導されるままだ。佐野家の理解者だったはずなのに守り切れなかったことへの疑問がある。
一家心中も、前の世界では母が血の出る思いで生きて家族を育ててきたのに、今回こうなのは額面どおりには受け入れられない。
そして中学生の鈴、「こんなヤツ死ねばいいんだよ」に激しく反応したが、これはかつて自分がそれを言って心先生に注意されたことのフラッシュバックか。後に明音は本当に死んでしまった。きっと強い後悔があると思う。加えて父のこと、あの場所に行かずに生き残ったこと。いろいろと背負って生きてきたんじゃないだろうか。いずれにせよ死刑で良ければ反応しなかったんじゃないかと思うので、今回の爆発はわずかでも残っている父への信頼の裏返しだと思いたいし、現代に初登場した鈴(?)が拘置所に向かったのも暗い理由だとは思いたくない。なぜ今? とは思うが、心も向かおうとしていたのと同じ理由だろうか。
施設の中で、本能的に過去を記憶から排除していたほどつらい経験だった訳だけど、あの鈴の爆発は今の姿を想像するヒントのように思う。
前の世界でも行方不明だったけど、再びこうして現れるのは同じだったんだろうか。確認のしようがないが。まさかこういう形で物語が動くとは思わなかった。