失われた国の文字を守る、壮大な歴史ファンタジー

なまこデラックス

シュトヘル」完結しましたね。
絞首刑にされ死んだ女賊シュトヘルに憑依するような形で、現代日本の男子高校生スドーはモンゴルが周辺諸国を制圧している時代にタイムスリップしてしまった。
物語としては、祖国の西夏を滅ぼされたシュトヘルの復讐、西夏の文字を守ろうとするユルール、なぜか西夏の文字を滅ぼそうとするモンゴルの大ハンの物語が錯綜する形。「西夏の文字を失わせない」ために、登場人物の色々な思いが絡み合って進んでいくが、誰もが文字を読み書きして発表できる今という時代の素晴らしさを感じることもできるし、それを守ることの大切さなども伝わってくる。

戦いのシーンもかなり迫力があって素晴らしい。ハラバルのすごすぎる弓使いがこのマンガの中で1番のファンタジーだったかもしれないし、とてもかっこよかった。骨太な物語なのでゆっくり読みたいマンガ。

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