初版500万部を超える超人気少年漫画「ミリオンジョー」の作者が心臓発作で急死。ここで急死を発表してしまうと連載が終了してしまうことは明らかなんだけど、作者の残したノートにこれからの全ての展開が描かれていたから、作画の大部分を任されていたベテランアシスタントと昔漫画を描いていた担当編集が組んで、続きを描き続けるっていう漫画。
ノートがあってどれだけ絵を似せてもやっぱり本物には敵わないっていうのは当然だから、編集長とか読者の目をごまかすハラハラ感と、徐々に周りにバレていくハラハラ感、そしてミリオンジョーの作者真加田恒夫に対するリスペクトがどんどん深まっていくのが合わさって、緊張感がありながらどんどん深まりを持って行って面白かった。
新しいスタイルの漫画家漫画