あれは、藤谷全社員の顔は長谷川にリスト見せられたりして記憶してるであろう着ぐるみ猿達も、八木妹の後ろ姿だけでは社員じゃないと気づけず社員と間違えて殺してしまったとか?
それか八木兄妹があの状況で伝説の猿神に会えたこと喜んでたから藤谷社員達が憎いのとはまた別に着ぐるみ猿達の倫理観的に許せなかったというか「巻き込んで殺しても別に構わない人間」みたいに思ったから?

無関係なテントの登山者が殺されても
ヘリが魔猿に墜落させられても
長谷川たちは計画を中止せずにそのままトオルと協力してたよ

計画を中止しようとしたならともかく
トオルが救助隊を殺したから出来た時間的猶予で復讐を続けたくせに
無関係な人間を殺しの罪を全てトオルのせいにした長谷川はマジで糞

もしトオル魔猿ペアが登ってきた救助隊殺したりヘリを落とさなかったら、藤谷社員達は中岳小屋の時点で救助されてたはずだから、その場合長谷川林達は計画どうするつもりだったんだろう。安斉や氷室や開発チームの社員がまだ生きてる状態で復讐を諦めるとは思えないし…たしかに矛盾してる…
あと八木さんに誘導されずにロープウェイ駅方面に行った場合長谷川とトオルと魔猿?と水口さなえともう一体の着ぐるみ猿が待ち伏せてたはずだから(社員が岩砕山に登ることは読めてなかったらしいから)そのメンバーで殺す社員の取捨選択ができたのかも気になる

>>そして徒歩で登ってきた救助隊をトオルと一緒に
  惨殺してた猿が二本鉈を持ってたから、
  あの猿は着ぐるみ猿じゃなくて魔猿確定なのかな

いや、トオルと共闘するのは真の魔猿しかありえない。
だから、あそこで二本鉈を使わせたのは作者のミスで、
「なんでトオルと共闘する猿が武器を使っているの?」
と読者を惑わせてしまう、作者のミスでしょ。

想像だけれども、あれは、あのころは志名坂先生は
まだ真魔猿や着グルミ猿やトオルのキャラ設定を
確定していなかったのでやってしまったミスだと思う。
後になってみればそう思うというミスだけれども。

最終回まで見たあとで判断すれば、
あそこでトオルと共闘して救助隊を惨殺した猿は
トオルと共闘しているのだから真魔猿でしかありえない。
だから、あそこで二本鉈を使う猿でなく、
素手で惨殺する猿を出していたなら
(それと三つ倉小屋付近でトオルと出てきたのが槍猿ではなく
 素手の猿だったなら)
その後の展開にスムーズに繋がったのに。

真の魔猿は武器を使うキャラではないはずだが、
三つ倉小屋で林さんを刺したシーンと、
救助隊惨殺のシーンで
トオルと共闘する猿に武器を持たせたので
話の辻褄が合わなくなってしまったと思う。

トオルが組んでいるのは素手で戦う真魔猿。
武器を使う猿はトオル&真魔猿のコンビとは別物、
と、最期にはそういう設定にしたのに、
話の途中ではそこまで決めていなかった、
それで生じた矛盾だと思う。

長谷川・林・着グルミ猿を中心とした
大本の薬害被害者の会の殺人計画実行部隊の方針が
「藤谷社員はとにかく皆殺し」ということだったとか
「殺す人と殺さない人は明確に区切る」ということだったか、
そのどっちかなら筋が通る話にも出来たはず。
その判断の是非はともかく、覚悟のうえの行動なのだから。
そこに「とにかく殺す、警察や無関係な人間も殺す」
というトオルと魔猿コンビが混ざってしまって
話が複雑になった、ならそれでも話の筋は通った。
そのへんの区切りをあいまいにしてしまったので
話に一貫性や説得力が無くなってしまった。
「絶対に殺すヤツと、絶対に殺さないヤツに分けた。」
ならばまだ読者も共感しただろうけれど
「殺す気はないけれど結果的に死んだらしょうがない。」
なんて中途半端な覚悟で人を殺したのなら
そんな薬害被害者の会に読者が共感できるわけがない。

八木妹や宮田とかへの態度をみる限り「殺す気は無いけれど結果的に死んだらしょうがない」ってスタンスじゃないよ絶対に
藤谷社員については「全員殺すつもりだけど結果的に生き残る奴がいても仕方ない」
ぐらいの勢いで殺しにかかってる
なのに早乙女たちには「薬害に関係ない社員は殺すつもりないから」って感じで説明するから中途半端っていうか、嘘つきって印象になる

今さらな感想だけれども、
矢ノ口落としの上に鉈猿が現れて4人斬り殺した。
あれだけならば殺す4人を選択してやった殺人かもしれない。
でも、それでパニックになって怪談を転げ落ちて
死んだり負傷する人が多数でること、それも
狙ってやったのだろう。
あれは
「誰が死んで誰が助かるか解らないがそれでいい」
という考えの殺し方だよね。
しかもその後に再襲撃で負傷者に止めを刺している。
そうなるとあれはもはや
「誰でもいいから負傷したやつはトドメを刺して殺す」
と考えていたことになる。
殺す気のあるやつとないやつがいたとか、
殺す優先順位を考えていた、とかとは
全然別物の「殺せるヤツから殺す」と
決めていて行動したとしか考えられないよね。

しかも長谷川まで階段で転倒して
頭部を少し負傷している。
避けるつもりだったがミスって負傷したのか?
疑われないように適度に怪我をした、とも考えられるが、
あんな落ち方をして、無傷でも大怪我でもなく
適度に怪我するとか狙って出来たなら、
長谷川の演技力と受身技術は超S級(笑)。

今さらな感想だけれども、
矢ノ口落としの上に鉈猿が現れて4人斬り殺した。
あれだけならば殺...

あの矢ノ口落としの転落で長谷川も一緒に落ちて怪我してたシーンがあったから、(まさに狙ってあれくらいの怪我で済ませられるのか?と思って)長谷川がカニ歩きで突然姿を消しても犯人側と思いきれず、何か猿側の事情は知ってるけどそれを止めるために早乙女達のために陰で動いてる?とか思ったりもした
そして長谷川が猿側だったのにフード男=長谷川じゃなくてフード男は別にいたっていうの当時すごく驚いた
フード男の正体、完全新キャラだとは思ってなくて作中で
これまで登場したか、存在に触れられてるキャラの中で
林の寝たきりのはずの弟か、毒殺されたはずの社長か(毒で死んだのは社長だけだったからちょっと怪しい?とも思って)、死んだはずの早乙女父か?とか予想してたけど
トオルで驚いたw

非常に予想外過ぎる展開で先が読めなさ過ぎでそれは良かったのだが
前科ありまくりのもの凄い殺人鬼なのか
ただのチンピラなのか
実は被害者側で可哀想な男なのか
キャラクターがブレまくってて困惑した
最初は猿を手なづけてるしもの凄い殺人鬼だと思ってたのに
たかが元アメフト部に殺されるとは
思いもよらなかった

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鬼ゴロシ

昏睡から目覚めたジジイによるハードな復讐劇!!

鬼ゴロシ
吉川きっちょむ(芸人)
吉川きっちょむ(芸人)

まだ読んでるところ4話目だけど、かなりハードで面白い!! 街のヤクザたちぶっ倒しまくって無双していた主人公が、5人の仮面被った男たちに嫁と娘を殺され、自分の頭に銃弾ぶっ込まれて植物状態で15年刑務所にいて、出所して子分にお守りされながら飲み行ったら潰した組のやつに包丁ぶっ刺されて道端に放置されて警察に見つかって連れてかれて、運悪く近くで起きてた一家殺人事件の重要参考人として尋問されたら、刑事が自分の家族殺した仮面のやつと同じ話を始めて・・そして、15年の眠りから意識を取り戻す!!!!ここまで一話!! ここから凄絶な復讐が始まる!!!! 熱い!!熱すぎる!!!! 河部真道先生の漫画は、鎌倉末期の『バンデット』、近未来のディストピアを描いた『KILLER APE』と、それぞれ時代こそ違えど、濃くて熱い殺し合いの物語が展開されてきた。 そして今回、ついに現代! そしてこの土地では過去から鬼憑の伝説があるということで土地の背景と業も背負っている!! これからどうやって復讐していくのか、5人は一体誰なのか、ミステリー要素もありつつ楽しみすぎる~!!! 早くも実写映画化してほしい!

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