なるほど、佐藤にしてみれば
遠野がなすすべなく南に蹴り落とされたことも
遠野に猿と戦えといわれて言われるだけだったことも
「何もしていない、役に立たない」
と、考えるか。
「なんでお前じゃなくてアタシが蹴り落とすことになるんだよ」
「そもそもアンタが蹴り落とされなければ」
「っつーか、蹴り落とされたお前が南を蹴り落とせよ」
ってことにまでなっちゃたのかな。

遠野にしてみればどんな状況であれ人を蹴り落とすなんて発想は無かったのだろうけれど。

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名無し
1年以上前
5巻のカニ歩きの鎖場で、遠野が後ろに迫りながらも直接攻撃をしてこない猿に対して 「追いつくつもりならとっくに追いついているはず、何故なにもしない?」 と疑問を呈していた。 後に三ツ倉小屋で遠野は「猿は犠牲が出たから闘うより閉じ込めることにしたんじゃ」と言っていたが、そういうことだったってことでいいのかな? その後で「今夜襲う、二人は逃がす」とメッセージが来たから微妙だけれど。 でも猿側に死人(死猿?)が出たことで猿側が攻撃を控えたのなら、そのおかげで遠野や佐藤は助かったようなもんだから、改めて「岡島、アンタは偉かった」って思った。 もっとも結果的に佐藤の南殺しに繋がるのだから、佐藤からしたらこれまた微妙だろうけれど。 けれど遠野も可哀そうだよね。 カニ歩きの鎖場では ・南が遠野を蹴り落とす ・遠野、転落死もありえたのに必死でしがみつく ・佐藤、南を恐れて上方に逃げる ・遠野、鎖場までよじ登り佐藤の後ろに位置取る ・猿が後ろから迫るも遠野は佐藤を蹴り落とさない(当たり前だが) ・佐藤、南を蹴り落とす ・猿、見てるだけ。やがて姿を消す ・遠野、佐藤から「ホント役に立たないよね」と言われる 確かに遠野は佐藤に対して大きく役立ってはいない。 けれど猿に襲われるかもしれないのに佐藤の後ろで我慢していたし。南や佐藤みたいに人を蹴り落とさなかったし。 それで「役に立たない」とか言われたらタマランよね。 俺が遠野だったら佐藤に 「じゃ、次から人を蹴落とすか蹴落とされるかしますね」 って皮肉でも言っちゃうと思う。
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