遅らせばながら、め組の大吾を読んだんだけど、主人公の性格の破綻具合がとんでもないなっていう印象なんだよね。
テルもカペタもすばるも、ぶっ飛んではいたし、自分の命みたいなものに対する諦念は確かにあったけど
それが消防士っていう職業と結びつくと「アリなの?」って思ったんだよね。
もちろん、そんな大吾が成長していくところは読んでいて面白いし、作品自体もすごく好きなんだけど
大吾っていう人物の評価って単なるかっこいいとか男気があるっていうよりも、
作中の神田とかが言っているようなある種の爆弾的なもんじゃないかなって思うんよ。
だから、少なくとも、大吾はドラマでやれるような、いわゆる「いい人」ではないなって思うんだけど、どうだったんでしょう?