久しぶりに読み直したらやはり傑作だった
良かった点 ・俺の好きな小池一夫節が全開で何も言うことがない。 ・「チュチュ・ヒステリーカの場合」「VIVA エルザ」の回は主人公の「ヒステリーカ」の判断が面白すぎる。この感じこそ小池一夫原作だよな 総評 ・アンゴラ内戦編が一番好き
世界各地で絶えることのない戦争・紛争…。そこに闘いを生きる糧とし、闘いの中にしか安らぎを見出せない哀しい女だけの戦闘集団がいた!――その名は「サハラ」!!それぞれが悲しい過去を背負う女たち。戦うことで生きる証明をたてる彼女たちは女外国人部隊!
魂の飢餓を押さえ込んだですか
なるほど言われてみたら確かにそのように取れますね!
特にこの回は台詞が極端に少ないのでヒステリーカの機微を読み取るのが難しいです
戦場にいる間は敵を殺すことで人間としての性という本能的欲求を解消することができ
また殺しを行ったことで湧き上がってくる興奮状態を次の戦闘により解消する事ができてたけど
戦場を離れたことによりそれが叶わぬゆえのあの行為かと考えました
実際極限状態にいて性的欲求という本能を押さえることは難しい事ですよね
アンゴラ解放戦線の兵士たちもそれが描かれてますし
しかし平野仁さんは魅力的な女性キャラクターを描きますね
作風は今の時代に合わないかもしれませんが
もっと多くの人に読んでもらいたいです
確かに作風は今の時代に合わないと思いますが傑作には違いないですよね