地雷ばあさんのエルザの話は何回読んでもすげーな。
久しぶりに読み直したらやはり傑作だった
良かった点 ・俺の好きな小池一夫節が全開で何も言うことがない。 ・「チュチュ・ヒステリーカの場合」「VIVA エルザ」の回は主人公の「ヒステリーカ」の判断が面白すぎる。この感じこそ小池一夫原作だよな 総評 ・アンゴラ内戦編が一番好き
地雷ばあさんのエルザの話は何回読んでもすげーな。
ここまでかっこいいタイトルはそうないと思うね
わざわざつま先のなんかつけて蹴ってる
ボーデンレガーは優しさの塊だな
スージーが加入した時にめっちゃ険悪な感じになるんだけど、ボーデンレガーの微妙なオヤジギャグがすごい好きなんだよね
最後、砂浜にギター突き立てた回も好きなんだよね。
フラメンコの回は本当意味わからん。
改めて読み返しても、エルザは地雷を処理するっていうよりも発見するのが専門っぽいし、地雷とファックするのただただ危険を増幅させるだけに思える。みんなで見守っていないといけないから、隊の行動に遅れが出るし。
しかし、エルザの過去は悲しいな。
それにしても、ボーデンレガーの過去の話は、何度読んでも悲惨だ。
最後、叫び声をあげるまで、一言も話さないところの死んだ目とかはやばい
アンナを撃った話も好きだな
ヒステリーカとボーデンレガーは固い信頼で結びついているけど、完全に同じ思想ではないっていうところがいい
ボーデンレガーはかっこいいな
エルザ、いつの間にかいなくなってたなぁって思って読み返したら、人形の話で死んでいた
スージーも死んだし、キャラの死に対して冷徹だよな。さすがだと思う
セリフだけなら、「バラライカのドラムソロ」が一番好きだな
全然出てこないけど、バラライカ
ストロボも死んだね
サハラは傑作
この回最後のコマのヒステリーカの顔が無茶苦茶良かった気がする
あの最後のコマはめちゃくちゃ良かった
第一話の時点でむちゃくちゃ面白い
白人の女が黒人になろうする回は良かった。
化粧してるダンサーの女の回も面白い
アメリカに渡ってからストロボが亡くなり
物語も終盤に差し掛かったころに
ヒステリーカが一人部屋で苦しみながら自慰行為で欲求を満たそうとするけど途中で止めてシャワーを浴びて屋上にライフルを撃ちに行く流れがあるけどあれは溜まった欲求を性行為では無くて銃で発散させたってことなの?
部屋に戻って仲間と会うと憑き物が落ちたような綺麗な顔になってたけど
強い性的欲求に抗ったうえでのあの屋上での解放ということですよね?
解放できたのか押さえ込んだのかがわからないところですよね
その回のタイトル「飢餓」で性欲だけでは魂の飢餓が埋めることができなくて銃を組みてて撃つことにより飢餓を一時的に押さえ込んだとも読めるかなと思った
最後のコマがこれでしたし
魂の飢餓を押さえ込んだですか
なるほど言われてみたら確かにそのように取れますね!
特にこの回は台詞が極端に少ないのでヒステリーカの機微を読み取るのが難しいです
戦場にいる間は敵を殺すことで人間としての性という本能的欲求を解消することができ
また殺しを行ったことで湧き上がってくる興奮状態を次の戦闘により解消する事ができてたけど
戦場を離れたことによりそれが叶わぬゆえのあの行為かと考えました
実際極限状態にいて性的欲求という本能を押さえることは難しい事ですよね
アンゴラ解放戦線の兵士たちもそれが描かれてますし
しかし平野仁さんは魅力的な女性キャラクターを描きますね
作風は今の時代に合わないかもしれませんが
もっと多くの人に読んでもらいたいです
確かに作風は今の時代に合わないと思いますが傑作には違いないですよね
世界各地で絶えることのない戦争・紛争…。そこに闘いを生きる糧とし、闘いの中にしか安らぎを見出せない哀しい女だけの戦闘集団がいた!――その名は「サハラ」!!それぞれが悲しい過去を背負う女たち。戦うことで生きる証明をたてる彼女たちは女外国人部隊!
世界各地で絶えることのない戦争・紛争…。そこに闘いを生きる糧とし、闘いの中にしか安らぎを見出せない哀しい女だけの戦闘集団がいた!――その名は「サハラ」!!それぞれが悲しい過去を背負う女たち。戦うことで生きる証明をたてる彼女たちは女外国人部隊!