炎のように激しく全力で己の生を貫いた男・水戸光圀。父に挑み、兄を慕い、妻を愛し、天に吼え、そしてこの国の「歴史」を確立した不世出の男を、『天地明察』の冲方丁が生み出し、『イムリ』の三宅乱丈が描き出す!
中国・唐代、密教の真理を求め入唐した一人の若き留学僧・空海と遣唐使として送られた儒学生・橘逸勢の二人が、時の皇帝・徳宗の死を予言する猫の妖物と対峙、唐王朝を揺るがす大事件に関わることに…待望の第1巻!
独自の発達を遂げた日本のまんがは、一体いつ、どうやって生まれたのか?豊富な資料を駆使し戦中、戦前まで遡って日本まんがのルーツを紐解くサブカルチャー研究コミック。まんがを読んでまんがを知ろう!
高麗国の小さな町に住む天真爛漫な少女・春香は、その身に秘める強い正義感から、重税により民を苦しめる貴族階級・両班と、その威を借る悪人を懲らしめる日々を送っていた。そんなある日、春香のもとに夢龍と名乗る謎多き旅人が現れる、春香の運命は大きく変わっていくのだった……。朝鮮半島に伝わる古典をCLAMPが大胆にアレンジした傑作がついに電子書籍化!!
戦乱の世、西日本の地底ではマントルゴッドの支配する地下帝国が築かれていた。マントル一味は日本征服に向けて進撃を開始する。相模の国の優れた忍者・弾獅子丸は、風雲ライオン丸に変身し、平和を守るために戦う!!
西暦1894年、朝鮮半島で日清戦争(甲午戦争)が幕を開ける。日本軍・大島義昌の混成第9旅団に迎撃する清国軍・聶士成部隊の配下、歩哨隊中隊長・鐘連召(しょうれんしょう)が先陣の奇襲任務に立ち向かう。雪国の森の中、日本軍を待ち伏せして命懸けの戦いに…気鋭の漫画家・神北克(ベックチャン)が送る、日清戦争(甲午戦争)における勇敢な兵士たちの視点で語る初のバトルアクション!
唐の時代、遣唐使として海を渡った若き天才・空海。詩人の白楽天と出会ったことで、不可思議な妖猫の呪い、楊貴妃の死の真相へと迫っていく――。監督:チェン・カイコー×原作:夢枕獏の夢の競演をコミカライズ!
猫漫画の第一人者、そにしけんじの新作は中国歴史大河ロマンの「三国志」! 当然キャラクターは全部猫! おなじみの劉備、関羽、張飛が個性豊かな猫キャラに変身してゆる~く可愛く戦に励む!
戦国時代末期、セミナリヨに通うジュリアンは、優等生のマンショ、我が儘なミゲル、大人びたマルチノと、ローマ法王に謁見することに…!少年たちは自分の信じるもののため海を越えた――天正遣欧少年使節の物語!
将軍の上洛警護と、無法地帯化した京の都鎮圧のため組織された試衛館の近藤、土方たち浪士組。訳あって旗本を斬ってしまった斎藤も江戸を離れ、京に。その暴れっぷりが痛快・爽快なやんちゃ系新選組伝説、始まる!
「知恵の山川」と呼ばれ、藩主・松平容保に命を捧げ、新撰組・斉藤一と友情を結び、敵だった新政府からも認められた男――。幕末会津の知将・山川大蔵の痛快にして鮮烈な生き様を、如月弘鷹が華麗に描く!
異国から流入した悪魔を倒す悪魔祓いの活躍を描いたホラーコミック。悪魔、病魔、夢魔に立ち向か日本人初のエクソシスト馨、仏法の力で魔を払う無我。愛する者を守る戦いの幕が今開く。
就職できない女子大生が出会ったのは、江戸から昭和を鮮やかに駆け抜けた、燃える魂を持った会津女・新島八重!八重の生き様が時代を超えて現代女子を元気にする!
慶長五年九月、石田三成方「西軍」と徳川家康方「東軍」が関ヶ原で激突。天下分け目の大戦の影で、伊達政宗は出羽長井から会津まで、伊達の地を取り戻すため動き出す…。力強い筆致で描き出す、珠玉の戦国コミック!
1965年、南ベトナム。従軍カメラマン・ヒカルは、地獄のような戦場で恐るべき身体能力を持つ少女と出会う。少女は次々と米兵を殺戮し、ヒカルは少女の姿を追いかけ…。世界一かわいく、世界一残酷な戦争漫画。
失踪した美貌の新妻、織江の正体はくノ一だった。国破りを企てる元藩主の懐刀と公儀隠密のくノ一、夫婦の契りを結びながらも会うことを許されない彦馬と織江のせつなく燃える愛。
田中芳樹や夢枕獏が絶対の信頼を置く漫画家、伊藤勢が、平安の京都を舞台に、安倍晴明の幼少時代とその師匠賀茂保憲の活躍を描いた新たな陰陽師ヒーロー登場!
テレビドラマ水戸黄門のニコニコしたおじいちゃんのイメージしかなかったですが、実際の光圀公は文武両道で剛腕バリバリに政治をしてた人なんですね。明から儒学者を招いて意見交換しながら「あなたがこの国の王だったらよかったのに…!」と言われてるシーンがかっこよかったです。この中国の偉い人が光圀公にうどんを振る舞ってもらったお返しにラーメンを手作りして食べさせていて、トリビアの泉で紹介されていた「日本人で初めてラーメンを食べたのは水戸黄門」ってこれか〜!と感動しました。ドラマのように全国を巡りながらの世直しはしてなかったけど、兄や妻への情の深さからもああいうキャラクターが生まれたきっかけが垣間見れたような気がします。