日本随一の恐怖の語り部、稲川淳二の独特の口調で紡ぎだされる恐怖実話の数々をコミック化!東京・八王子にある有名な心霊スポット・八王子城址。そこへ撮影に行くことになったのだが、猛スピードで走り去る肝試しの帰りとおぼしき車とすれ違うなど、出だしから嫌な予感が……そして、その嫌な予感通り、とんでもない恐怖に襲われることに……
いつも一緒に遊んでいた子、ふと気がつくとその子がどこの誰だか誰も知らない…。少年時代の稲川と遊んでいた女の子が自分の家だと指をさした場所は…!?リイド社刊『コミック稲川淳二のすご~く恐い話~霊は復讐する~』より。
骨董品を集めるのが趣味である実業家が変わった仮面を手に入れた。その面を飾った部屋で目覚めた時、部屋は真っ赤に染まり、災難が降りかかるように…。リイド社刊『コミック稲川淳二のすご~く恐い話~さまよう人形~』より。
テレビの撮影で有名だが、いわくつきの生田スタジオ。新人の美術スタッフを肝試しで真夜中のスタジオに行かせたが、彼は朝になっても戻ってこなかった…。リイド社刊『コミック稲川淳二のすご~く恐い話~犬鳴きトンネルの怪~』より。
人間を生きたまま焼き殺す事件が起こった犬鳴きトンネルを取材することになった稲川だが、霊能者は怖がり、女性スタッフは倒れてしまう。そして悲鳴が…。リイド社刊『コミック稲川淳二のすご~く恐い話~犬鳴きトンネルの怪~』より。
稲川が経営するバーへ後輩と飲みに行くと、店内でピンクの顔をした女が浮かび、そしてすぐ消えた。マスターはその女を見た人は他にもいると話して…。リイド社刊『コミック稲川淳二のすご~く恐い話~旧家の首吊りの家~』より。
岐阜県の白川郷で繁栄していた内ヶ島一族は、欲に目がくらんで神社に祀られた黄金の本尊に手を出し、その祟りで破滅してしまう。その呪いは現代にまで…!?リイド社刊『コミック稲川淳二のすご~く恐い話~さまよう人形~』より。
生徒たちそれぞれが自由に企画する修学旅行で、貸別荘で過ごすことになった女生徒6人。そのうち一人は彼氏と現地でおちあう約束をしていたが…。リイド社刊『コミック稲川淳二のすご~く恐い話~富士の樹海~』より。
引っ越ししたディレクターから部屋に招待された稲川は、その部屋の窓から怪しい声を聞く。それは路地を通る人々の話し声だと言うディレクターだったが…。リイド社刊『コミック稲川淳二のすご~く恐い話~霊は復讐する~』より。
海原多加子はグズでドジないじめられっ子…そんな彼女がひょんな事からタコ少女にヘンシン!?それからの彼女は恋に友情に大活躍!!テレビで大人気山咲トオルのホラーコミックの第1弾!※本作の1話~3話は『屍少女』(山咲トオル)に収録されている『戦慄!!タコ少女』と同じ内容になります。内容に一部重複がありますことをご了承のうえ、お楽しみください。
体を壊して生まれ育った田舎に赴任した教師。彼は近所の娘・祥子に恋をし、彼女からの夜這いで想いを叶えるのだが、翌日の祥子は様子がおかしく…。リイド社刊『コミック稲川淳二のすご~く恐い話~見つけた~』より。
グアム島のロケで高台の海を撮影するため、いわくつきの廃病院を通り抜けることになった稲川。あり得ない現象が次々と襲いかかってきて…。リイド社刊『コミック稲川淳二のすご~く恐い話~非常階段の生首~』より。
「オランダおいね」の幕末医療事件簿!幕末の日本で西洋医学教育を行ったオランダ商館医・シーボルト。そのシーボルトと楠本瀧の間に生まれたひとりの娘・おいね。シーボルトの弟子・二宮敬作を頼り、宇和島藩卯之町にやってきた「オランダおいね」の波乱に満ちた青春時代がここに始まる!シーボルトの残した文献と二宮敬作仕込みの医療知識で世間を騒がす難事件を次々と解決していくオランダおいねを、『島根の弁護士』『緋が走る』ほか、女性ヒロインに定評のある“あおきてつお”が法医学ミステリー仕立てに描きます!「おいね」の奮闘にご期待ください![収録タイトル]・第一診ハシリドコロ茶屋の若旦那変死事件の容疑者となった遊女の無実を信じたおいねは……・第二診ジンメンソ村を滅ぼす災厄といわれるジンメンソを発症した子供が村人から……・第三診ヒトヨタケ村一番の酒豪が泥酔して事故死した………不信に思ったおいねは……・第四診オトギリソウ正体不明の皮膚疾患に悩む遊女、皆は呪いのせいだと騒ぐが……・第五診ガンビョウ宇和島藩の若殿が突如、視力を損ない……三人の医師が城に呼び出され……・第六診アシキミ四国八十八ヶ所を巡るお遍路の一人が中毒死した……死因は意外にも……
旧家へ取材に行ったスタッフが、その離れに建つ立派な部屋に泊めてもらうことに。廃屋を移築したという、その部屋には何か因縁があるようで…!?リイド社刊『コミック稲川淳二のすご~く恐い話~旧家の首吊りの家~』より。
タイタニックの悲劇から23年後、タイタニックが沈んだ日に生まれた若い乗組員が、自分の乗る船に緊急停止を出したその場所は…!?リイド社刊『コミック稲川淳二のすご~く恐い話~旧家の首吊りの家~』より。
薮入り、行灯、白魚…etc謎と歳時が交差する珠玉の時代ミステリー深川一帯を縄張りにしている岡っ引き、人呼んで“回向院の茂七”が巷で起こる難事件を、江戸の風流を用いた名推理で解決していきます。
1926年4月、南米大アマゾン奥地を航空撮影していた若き日の朝比奈博士は、崖の上に人造の柵を写し出す。それより先、秘境チャブロの入り口付近の村に原始人が発見される。朝比奈を含む調査隊が結成され、一向は秘境チャブロに向かうが、そこで遭遇したものは!?時代劇画《野ざらし鳴弦》他4編収録。
大呪を負った退魔師・孔雀が戦国時代に突如として現れた。その風貌はやつれ自暴自棄の様子…その世界で孔雀が出会いしはネイキッドエイプの秀吉、女性としか思えぬ美しさを持つ信長に、ヴァンパイアの家康などの異様な戦国武将たち。彼らは皆、一様に〔呪〕という宣言(のりごと)に侵されており…
時は明治――『ゑびすの像の顔が赤くなると島が滅ぶ』という文献を見つけた若者四人は、真偽を確かめるべく怪談奇談に精通する老爺一白斉の閑居を訪ねた。その昔“山岡百介”と名乗っていた老爺は伝承にまつわる自らの体験談を語り出す。“又市一味”が関わった大仕掛けの顛末を―――
映画化にもなり、『さそり』と並んで映画もヒットした「リイドコミック」連載作品。どこの庁にもどこの署にも属さない一人だけの捜査権を持つことを許された“0課”の女の非情の捜査!痛快アクション&サスペンス!
迷(!?)探偵・赤城俊介はハードボイルドと愛妻・美咲をこよなく愛する男。都会の光と陰が織り成す人間模様が生み出す難事件。夫を助けるスーパー女房・美咲。人情味あふれるニューハードボイルドロマン。
どうにもならない憂き世のしがらみを、化け物仕立ての狂言で、八方丸く収める―――人気作家・京極夏彦のベストセラー傑作小説を、実力派漫画家・日高建男が完全劇画化し描破した話題作!!戯作者志望の青年・山岡百介は、怪談の蒐集を楽しみとし、諸国を巡っていた。ある夜、百介は雨宿りで立ち寄った粗末な小屋で白装束の御行、垢抜けた女、年配の商人と囲炉裏を囲むが……。珠玉の四編を一挙収録!!
あたしねぇ~こう見えて、稲川怪談っていうんですか、好きなんですよ、ええ。毎年ライブをやってるでしょ? おっかねえなぁ~なんて思いながらも、つい行ってしまうんだなぁ。でね、帰ってきて、何かおかしい……、て感じることがある。でもってよーく考えると、語りに熱中していて、ちっとも細かいところを覚えてないんだ。怖かったことは覚えてる。でもそれがどんなものだったかはまるで覚えてない……。でもねえ、これが漫画だと違ってくるでしょ。ほら、この「血を吐く面」。なんだかなぁ~オチまんまだったりするわけなんだけど、このお面の絵みたらば、あーやなもの見ちゃったなぁってなるでしょ。実はあたし、同じ内容の違う作家さんの作品を見たことがある。ところがこれがダメなんだ。まるでお面が××そのまんまで、思わずよせや~い、って叫んじゃいましたよ。ええ。あたし、ここでピーンときたんですよ。この作家さん、瀬川美紀さんの絵って、怪談向きなんだなぁ、って。ねぇ。そんな貴重な体験を夏の終わりにさせてもらいました……。はい。