シロは犬です。お父さんとお母さんと三郎さんと一緒に暮らしています。シロはいろいろなことを感じて、いろいろなことを考えます。シロが考えていることと同じことを、三郎さんが考えていることもあるみたいです。。
榎田保=こだわりの権化。そんな榎田君の理解者(?)妻・恵美は、異常に神経質な夫にあきれながらも、最近、その神経質さに慣れてきた自分が怖いと感じるように……。榎田君の日常は、健康診断で健康と診断されると「今からあらゆる病気になるスタート地点に立った」というストレスで風邪をひく。雑誌は新品でないとイヤ。エレベーター道について食事中に熱く語る……。榎田君にとって、不合理は不条理なのだ!!
企画課は、仕事に遊びに恋にいつも大騒ぎ。素直で真面目な新入社員・六鹿くんは、上司になった世話好きマドンナの朝美さんに片想い。しかし、朝美さんには長いつき合いの彼がいて、でも倦怠期…?姉御肌の夕妃子さん、不思議系上司まひるさんなど、他の上司さまも魅力的。さらに、フェミニストの蝶野くん、出世志向の猪口くんなど同僚も個性派揃い。上司の女性三人と部下の男性三人の恋愛模様が花開く…!!
「ねえおとうさん、どうして学校は毎日いかなきゃいけないの」…くり返し問い続けた思春期のころ。みんなと同じ制服、染めた髪、男の子、きれいな曲と…友達が忘れていったタバコとお酒…。色んなモノに心が動く。「…どうして学校は…」あなたは答えがだせましたか?表題作他、西原理恵子の自選作品集!
20世紀を代表する大御所4コマ作家・植田まさしが描く「動物4コマ」。ビーグル犬と救助犬の血をひく「エガ夫」と、かわいい動物仲間たちの、愛と大爆笑の物語。ご家族みなさんで楽しんでください!!
「ハマの大魔神」こと横浜・佐々木主浩投手を主人公にしたプロ野球4コマ。ササキ様のワガママぶりはプロ野球に興味のない人でも楽しめることうけあい。
大阪本社から東京支社にマイペースOLコンビが転勤!力持ちでカワイイ「波多野ゆず」とお金持ちでカッコイイ「宝塚蘭」。仕事が出来て、セクハラ上司やお局さまにも負けない上に大阪ぼけつっこみパワーで笑いもとるので、社内の人気者!!笑撃の大阪OL4コマ今、ここに見参!!
会計チーフを務める藤本やすし(32歳・独身)は、上司とは名ばかりのいじめられっ子。ミスを連発しては、部下に叱られながら仕事をしている毎日…あぁ、ゆーうつ。千葉県松戸市にある(株)セブン商事松戸会計事務所で繰り広げられるコミカル人間関係に、笑ってください、共感してください!
ノリにノッてるももせたまみの超人気作!身長148cm童顔27歳の国語教師・鈴木みか。担当している高校の生徒は、超個性派揃い。毎日が楽しい事件の連続です!こんな学校、通ってみたい!
疲労回復、テンション向上の特効薬!爽快感バツグンのホスピタル4コマ第一巻!ドジでおちゃめな外科医あきら先生は、腕はバツグンだけど恋に関しては、とってもおニブ。あきら先生を想う同じ外科医の野呂先生との、ドクター同士の純愛カップルが繰り広げるドタバタコメディーは、貴方に笑顔を処方します!みんなの手の届く所に保管して、食前・食後・食間に摘読してください~!!
「こだわり」というのは難しいものです。「こだわり」が多かった僕は、「こだわるのは男らしくないのではないか?」と「こだわらないことにこだわる」を実践したこともあります。意味はありませんでした。次に「カッコイイこだわりとカッコ悪いこだわり」があるのではと思い、「カッコイイこだわり」にこだわってみましたが、面倒臭いのでやめました。そうやって摩耗していくこだわりの中、今、残っているこだわりこそが、本物のこだわりであり、幸せの青い鳥なのですが、それは自分でもよくわからないのです。 『それはエノキダ!』の主人公、榎田はこだわりの権化です。彼のこだわりは、なにかを突き詰めたいという“興味”と、なにか起きたらどうしよう?という“恐怖”に起因しています。 強迫観念にも近い彼のこだわりは、我々の想像を軽く越え、とんでもない新しい世界の扉を開いていくのです。例えばこんなエピソードがあります。 榎田はある日突然、「恩を受けた人に足を向けて寝られない」と飛び起きます。恩人リスト(日頃恩を受けた人をリスト化しているのです)を確認すると、都内には恩人だらけ。とても足を向ける方向はありません。妥協案として、自宅と同じ階層にいない人は勘定にいれないことにして、一旦は収まりますが、恩人が常に自宅にいるわけではないことに気づき、いっそ恩人を一箇所に集めた恩人牧場を作れば…と、狂気をはらんできます。このように、死ぬっほどどうでもいいことをトコトン突 き詰め、その過程で常識とか理性が吹っ飛んでいくのがこの漫画の面白いところです。 また、榎田くんのこだわりは、遺伝的なもののようで、彼をはじめとする榎田一族は、ほぼ全員が同様の究極こだわり性質。彼らの考え方は極めて理性的で合理的。榎田一族は、時に自分たちのこだわりを推し進めるために政治を動かすこともするほどの力があるのです(ただ、盆暮れの行事は旧暦でやるべきと、至極どうでもいいことを真剣に主張する「裏榎田家」が存在し、対立しているらしい)。 自分自身に芽生えた小さな疑問を起点に、途中で妥協しないでどこまで遠くにいけるのか…。僕の摩耗してしまった「こだわり」なんて「こだわり」でもなんでもなかったと思い知らされました。 榎田は、同じ作者の4コマシリーズ『気分は形而上』に登場したキャラクターです。婚前の独身者ならではの榎田流こだわりが楽しめますので、ぜひそちらも読んでみてください。