かのじょがこうしゃくていにいったりゆう
あらすじ
謎の死から小説の中へと迷い込んだ「凛子」こと「レリアナ」。小説の中の富豪の娘として転生した彼女は、近い中に命を落とす運命だった。婚約者でありレリアな殺人事件の犯人「ブルックス」との婚約破棄を目論んだ彼女は、王位継承者序列1位の「ノア」に近づき、ある取引を申し込む。”6ヶ月だけ婚約者のふりをしてください!”果たして2人の取引で彼女が師の運命から逃れることはできるのか!?
あらすじ
少女マンガの知的存在・佐藤史生。1980年代、少女マンガSFが到達した高み。唯一無二の世界を映し出す全8編。極上の300ページ!2010年に急逝した漫画家・佐藤史生。誰もが絶賛したその知性、そして卓抜した画力から紡ぎ出された代表作「金星樹」ほか、70~80年代の傑作短編・全8編を集成。不穏だが優しく、果てしなく美しい――。【収録作品】●「金星樹」●「レギオン」●「阿呆船」●「夢喰い」●「バナナ・トリップに最良の日」●「羅陵王」●「塵の天使」●「一角獣にほほえみを」【巻末企画】 佐藤史生のスケッチブックより、初公開となる貴重なスケッチや構想メモなどを掲載!
転生モノとわかった冒頭、よくある小説家になろう転生モノテンプレと少し違うぞと気付いた。 推理もののような不可思議な展開(転生先の小説が推理ものだったんだろうか)を楽しみつつ読んで、一段落して調べてみて、なるほどと納得。 海外(韓国)の転生モノだったようで。 コテコテなノリや反応と少し違うストーリーは、目新しくておもしろかった。 さすがアニメ化作品。 あからさまな伏線かと思ったら全くそんなことはなかったり、予想外の伏兵がいたり。 死にたくない恋愛もの、楽しい。 レリアナは公爵邸に行ったのではなく、移り住んでいると思うんだけど、それは置いておこう。 イラストもきれいで、ちょっとした表情が男女問わず素敵。 縦読みは慣れていないけど、読めなくはないとわかった。 紙の本の厚みが恋しくなるように、全体をバッと見たい気持ちが生まれてくる。 スマホからだと読みやすいけど、悩ましい。